ドーモ、皆さんこんにちは。
ベヨネッタでモデリングを担当しているヨッシーこと
吉村と申します。
今回はやっとベヨネッタの話題に触れてもよいということなので、
ベヨネッタのモデリングについてチラッと紹介したいと思います。
といってもあんまり技術的に特別なことはしてません。
イメージを固めて、努力と根性で形を作っていきます。
ワイヤーフレームはこんなカンジ。
気をつけたのは、デザイナーの島崎の描くイメージをいかに反映させるか、といったところですね。
四肢が長くて頭が小さい。あとは女性特有のラインの美しさ。
仕事上、外国人のモデルさんを何人も見たのですが、
ほんとこんなバランスしてる人います
次世代お決まりの技術としてノーマルマップを作ってます。
ノーマルマップとは、モデルでは表現しづらい小さな凹凸を擬似的に
あるように見せる技術ですね。たとえば服のしわとか。
こんなカンジでZBrushというツールでシワ等をモデリングして
その凹凸情報を2Dの絵に変換、モデルに張ると
完成!
個人的にはオシリにこだわってるかな、オシリスキーなので。
カオ。ベヨはドSなんでそれっぽく、でもキツ過ぎず。
美人だけど、媚びた感じにならないように。この辺のあんばいが難しい
ですホント。
こうやってラクガキ?しながらイメージを固めつつモデリングしてます。
女性ならではのメイクに関しては、同じ女性である島崎にかなり見てもらいました。
こういうところは男の僕にはなかなか分かんないトコですね。
ってカンジで作ってますが、こうやって書くと簡単だなぁ。
まあ、とにかく人体の知識と立体の把握能力、それに努力と根性(ここ重要!)でできてます。ハイ。