先日、産休・育休から復帰したプログラマーの女性社員が、『産休/育休の経験で得られたこと』と題したプレゼンテーションを社内で開催してくれました。

当社の女性社員の割合は22%ですが、アーティスト・ゲームデザイナー(プランナー)・プログラマー・サウンドなどのクリエイティブ職に限るとその割合はさらに低く、現時点では15%を切っています。優秀な女性社員が多く活躍している一方、特にクリエイティブ職での産休/育休取得経験者は各職種0-2名と、まだまだ少ないのが現実です。

そこで、1年強の産前産後休暇&育児休暇を経て、1年前から時短勤務で職場復帰した彼女が、自らの経験から学んだことを「次の誰かが、少しでも楽できるように伝えておきたい!」と、人事労務の担当者らと協力して自主的に企画してくれたそうです。

蓋を開けてみれば、将来を考えているであろう若手や、今まさにパートナーが出産を控えていますという社員、部下たちのこれからをサポートしようという役職者や、自分たちの経験談も誰かの役に立てば…という先輩たちによって、会場はほぼ満席に。

産前/産休/育休/職場復帰の様々な段階での生の声に、質問なども飛び交い、皆熱心に聞き入っていました。

特に、妊娠報告についてのアドバイスから、体力面で大変だったこと、有給休暇などを利用し早めに産休に入ってよかったという話、里帰り出産のメリット・デメリット、共働きでの育児や家事の分担の話、上司や同僚からのサポートや不在時の情報収集術、保育園事情やベビーシッターの活用法など、子育て経験のある他の社員たちからも、様々な話があり、情報交換の場としても中身の濃い、有意義なものとなりました。

2歳の子供を抱えて、また担当プロジェクトも忙しい中、企画してくれた彼女には感謝です。

プラチナゲームズ社員の平均年齢は32.5歳(2018年4月時点)。今まさに子育てに奮闘中というスタッフや、これから家庭を持ちたいという世代が多いだけに、今回のような情報発信&交換の場が増えていけばいいなと思います。