こんにちは、ロサンゼルス←→関空の往復の飛行機の中で「ナムコミュージアムDS」の「ドルアーガの塔」を4回クリアした神谷です。いやー、宝箱の出し方が表示される「プレイナビ」の機能は便利ですね~。昔は20階くらいまでなら攻略本ナシで進めたんですが、今ではサッパリ忘れてしまっていて…。しかも4回もクリアしたのに宝箱の出し方を全く覚えられないトリ頭。お陰で毎回新鮮な気分で遊べるので(?)、これからも末永く遊びたいです。

と言うわけで、行ってきましたE3!! いや~…何も見られなかった…連日缶詰状態の取材対応で。数人のメディア関係者を個室に招き、橋本君がベヨの新規公開ステージをプレー、その後質疑応答をする― という30分のプレゼン形式を朝から晩まで何セットも、それはもう三日間ミッチリと! 僕は取材で記者の方とお話しするのは大好きなんですが、さすがに今回はハードスケジュールで、何度も繰り返される同じ質問に答えつつ、「バックグラウンドストーリーはどうなってますか?」なんて質問にも「それくらいウチのサイト見てから来い」と言いたい気持ちをグッと堪え、何とか乗り切りました。本当はもっと丁寧に、深くお話をしたかったんですが…時間が短かったので駆け足になってしまい、取材に来られた方々には申し訳なかったです。

会場視察の方は唯一、初日の取材開始前に「ゴッド・オブ・ウォーⅢ」のブースへ行ってみたくらいですかね。まだ開場前だったため遊べませんでしたが、聞くところによると最長で3時間待ちの行列が出来たとか! 相変わらずの人気ですね~。

そして今回のE3は、僕たちにとっても大切な機会でした。なんと言っても、ベヨ世界初のプレイアブル出展! 日本の皆さんには申し訳ないんですが、今回はこのアメリカという地で初めて、ゲームファンの方々に実際にベヨを触ってもらえるワケですからね。一体どんな風に迎えられるのか、日本を発つ時からワクワクしていました。
これまでにPVで様々な映像 ―派手なステージ演出やベヨのアクション― を公開してきましたが、僕たちが本当に皆に楽しんで欲しいのは、“触り心地”の部分です。見せ掛けだけではない、画面の中のベヨと一体となって敵との攻防を楽しめる、実際の遊びの部分を是非味わって欲しいと思っているので、今回やっとその機会が来たかと感慨無量です。ここからは実際に皆さんに評価してもらう段階ですから、もうハッタリは必要ないですね。とにかくコントローラーを手に取り、皆さん自身で体験して欲しい、その想いだけです。
…と言いつつ、実際遊んでいるみんなのリアクションを見る時間もほとんど無かったんですが…。もっとブースに張り付いていることが出来れば、可愛い異国の女の子に声を掛けてもらえたかも知れないのに!(←これが一番残念) あと日本でも是非みんなに触ってもらえる機会を作りたいですね。…その辺は橋本君が色々考えてると思うので、期待していてください。

というわけで僕の視点からは、今回のショーでのベヨの評判がどうだったのかをお話しするのが難しいんですが、一つ朗報があります。「1UP.com」という海外ゲーム情報サイトが主催する「1UP’s Best Games of E3 2009」で、「Best of E3 Action Game」を受賞しました! 知名度や信用の弱い新規タイトルにとっては、こうした受賞は知名度アップにも繋がるのでありがたいですね~。ゲームが本当の評価を受けるのは、ユーザーの皆さんの手に渡ってからでしょうけれど、これが少しでも多くの人にベヨを知ってもらい、触ってもらう機会に繋がったら嬉しいです。

ほかには…例によってアメリカンサイズのメシを食って順当にパンプアップしたり、時差ボケに任せて夜通しネット遊びしたせいで昼間の体調が毎日最悪だったり、路上で偶然須田剛一さんや小島秀夫監督に出会えたりと、エキサイティングな日々でした。そんなカンジで、今回はおしまいです!

P.S.
日本、そして海外の皆さんからたくさんのご質問を頂いていて、今までのペースでお答えしていると、それだけで僕のエントリーが終わってしまうので、何か良い方法はないか考えてます。そのうちJPが何かをすると思うので、お楽しみに…。