皆様どうも初めまして。
エフェクト担当の工藤です。『MAX ANARCHY』ではジャックや敵キャラ、ATE等を担当しました。
久々のブログ執筆で緊張していますが、どうぞお付き合いくださいませ。
ところで、
“エフェクトって何?”なんて方もいらっしゃると思います。そんな方は以前に僕が書いた『BAYONETTA』のブログを読んでもらえると、なんとな~くわかっていただけると思います。
…もうあれから3年近くも経ってるんですね。社会人になってから時間の流れがとても速く感じます。
さて、『MAX ANARCHY』のエフェクトについてですが、
とにかく「派手」にいきました。
とはいっても、そこには大きな問題がありまして…
今までのプラチナゲームズ製のゲームの主人公は基本1人でした。なので使えるエフェクトの限界は割と読みやすかったりします。
ところが今回は主人公クラスが山のようにいる上に、オンライン対戦で様々なシチュエーションが発生するという状況。何処で何が起こっているのかはプレイヤー次第というエフェクト泣かせなゲームとなっています。
初めは総数から必要な分のエフェクト数を引いて、キャラクターエフェクトを作成しようと考えましたが、どう計算しても普通に作ることもままならないような結果にしかなりませんでした。
…悩んだ結果、
いつも通りでいくことに決めました!!
まずは触って気持ち良いというところをクリアしないと何も始まらないと思ったからです。
もちろんこのままですとエフェクトの総数がすぐにあふれてしまいます。
その防止策として自分以外のキャラクターはエフェクトの数を減らしたり、画面外のエフェクトの発生を抑えたりといった様々な工夫を行っています。
こうして触って気持ち良いを前面に押し出した結果、
見た目も賑やかで、殴って気持ち良く、ボコられると非常に“ウギギ…”となること請け合いの派手さが得られたと思います。
皆様もぜひ殴って爽快!!ボコられてグギギ…を体感してみてください。
それでは!!
割と“ふ~ん”なこぼれ話
↑このKillカウント、実はエフェクトで出来てます。