こんにちは! 数多の記事の中から本記事に目を通して頂き、有難う御座います。苗字も名前も漢字を全然記憶して貰えない影の国のフレッシュマン。田渕 晶紀(たぶちあきのり)です!

これを書いている今は、ホワイトデイ間近。世の男性達は、義理チョコガールも本命に転じるような素敵なディナータイムでもプレゼントしようと画策しているところでしょうか。そんな世間の盛り上がりをよそに、私はいよいよ入社1周年の朝日を拝む日が目前に迫り、感慨深い思いに浸っていたりします。

そこで、本記事ではこの1年弱在籍してプラチナゲームズで感じた「あっ!実はこんな感じだったんだ!」や「えっ!そんなことがあるの!?」といった驚きを書き綴ってみました。本当はもっと、タメになったなぁ~って感じの深イイィ話をするべきなのかもしれませんが、そういう至極真っ当で役に立つ記事は、他のフレッシュマンに任せるとします。つまり、有益な時間を過ごしたい方は是非とも、他の優秀且つ優秀な同期社員の記事をご一読ください。

それではまず、社内の様子から。

初出社日、オフィスに入ってまず驚いたのが、その解放感です!

ワークデスク間のパーティションがなくて、向かいの席の人の頭頂部が常に見えている状態です! 僕は、頭頂部を見て「あの頭頂部は〇〇さんだ!」って感じで、普段会話しない人でも、すぐに席を覚えることが出来ました。皆が何をしているのかが丸見えなのも、いいことだと思います。憧れのあの方の仕事中の様子などが見えるのは、ひとつのモチベーションになります!

そして、おやつの存在も大きいです! 持参して、誰でも手を出せるようにデスク近くに纏めておいてくださっている方もいます。おやつはリラックスの象徴といいますか、リラックス界のランドマークといいますか、ただ存在するだけでその人そのものの印象も柔らかくしてくれますし、コミュニケーションのきっかけにもなるので、それが社内環境を良くしている感じもします。

ランドマークといえば、開発オフィス内には、巨大な4Kテレビが1つ存在します。そこではよく、各プロジェクトの経過報告や、新しい企画のプレゼンテーションなどを行っているのを見ることが出来ます。徐々にクオリティアップしていくゲームの開発過程を見るのも楽しいですし、くだけた雰囲気の中で、大勢の大人たちが4Kテレビに映しだされた1つのゲームに釘付けになってあーだこうだ言い合っている様子は、やはりゲーム会社ならではの光景です。

また4Kテレビ前では、お昼休みの時間帯(12:30~13:30)に、LT* 大会が開かれたりもしています。様々な社員の趣味や前職の経験談などは興味深く、もちろん仕事に直結した学習系のLTもあるので、入社した暁には是非立ち寄ってもらいたいと思います♪
*ライトニングトークの略。5分程度の短時間で行うプレゼンテーション。伝えたいことを最小限の説明にまとめる力や、プレゼンテーション能力そのものを養うのにも役立つ。

僕はプログラマーで入社しましたが、学生の時はWindows向けでしかゲームの開発をしてきませんでした(厳密にはAndroid OSでのアプリ開発も行いましたが)。が、プラチナゲームズはPS4やNintendo Switchといった最新のゲームプラットフォームでも開発を行っているので、その作り方のフローを学べるのも、プラチナゲームズが持つ大きな魅力の1つです!

学生の時はゲームの企画、アセットの作成、ボーンの重み付けからモーションの作成とブレンド、アプリ&システムプログラム、シェーダーにゲームのプロデュースまで全て1人で行っていたので、各要素における役割が漠然としたものとなっていました。が、入社してから所属する開発チームではゲームデザイナー(企画)、プログラマー、アーティストと大別されたなかでも、そこから更に細かく役割が分かれていき、それぞれに対して専門のクリエイターが存在しています。どの部門がどういう役割で、何が大切なのか、スペシャリストの技術をすぐ近くで学ぶことが出来るのがとてもありがたいです。

社内勉強会や前述のLTなどでは技術の共有が絶えることなく行われており、新人から熟練者までセクションを跨いで自由に参加することが出来ます。例えばプログラマーの間では、毎週月曜日の18:00からC++11の学習を中心とした「C++勉強会」なるものが、4Kテレビ前で和やかな雰囲気で行われており、僕もそのレギュラースピーカーの1人です♪勿論そのような勉強会は各個人の意思で自由に開催することが出来るので、C++勉強会だけではなく、シェーダーやオプティマイズプログラム、デザインパターンなどの勉強会も今後増えていくかもしれません!(むしろ開いて欲しい 笑)

ちなみに、同じ目的や意思を持った人が集まるのは、勉強会やLT大会だけではありません。プラチナゲームズにはサークルが存在します! 福利厚生にサークル活動助成制度があって、5人以上のメンバーを集めて会社に申請し、認められれば晴れて会社から活動助成金が支給されるのです! 現在、プラチナ造形部、プラチナ村人狼会、クライミング部、ランニング部、プラチナ・ピクチャーズ サークル(写真部)、麻雀部、アナログゲームラボ、eSports部、シネマパラダイス、バスケットボール部などがあり、社員間のコミュニティの一環として、それぞれ活発に活動しています!

社員がとても働きやすい環境だというのは間違いありませんので、安心して門戸を叩いていただければと、自信をもって言えます!





tabuchi田渕晶紀 Akinori Tabuchi
2017年にプラチナゲームズに入社。プログラマーとして、現在は新規プロジェクトのUI周りを担当している。