お久しぶりです。コンポーザーの山口裕史です。
今日はベヨネッタの音楽制作に協力して頂いている作曲家及び、アーティストの方々を紹介させて頂きたいと思います。

まずは、既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、『Metal Gear Solid』シリーズの音楽などで有名な、“日比野 則彦”さんです。
日比野さんにはカットシーンの音楽のほとんどを担当して頂いています。シリアスなシーンから笑えるシーンまで、壮大なシナリオを多彩な音楽で演出してくれています。

そして次は、『大神』の時にご一緒させて頂いた“近藤 嶺”さんです。
ステージ曲やボス曲をメインに担当して頂いています。もし『大神』をご存知ならば、「太陽は昇る」という曲名を聞いてピンと来るのではないでしょうか。今回も心に残るメロディーを沢山生み出してくれています。

そして次はなんと、セガのサウンドクエリエイターである、“Hiro師匠”こと“Hiro”さんです。
お忙しい中だったのですが、神谷Dたっての願いで特別にコラボ参加してくださいました。本格的なバンドテイストのサウンドで、『BAYONETTA』に新しい色を加えてくださっています。どんな曲を作って頂いているかは…まだ言えません、楽しみにしていて下さい。

そして最後、フランスで活躍されているベルギー人ボーカリスト、“Helena Noguerra(ヘレナ・ノゲラ)”さんです。
ベヨネッタを象徴する2曲のボーカルを担当して頂いています。既にPVなどでその一部を聞いて頂いていると思います。アダルトな女性の色気と、子供っぽい可愛らしさをあわせもったセクシーな声が、ベヨネッタのイメージにぴったりハマっています。レコーディングの際にお会いしたのですが、その声同様とても美人な方です。

以上、非常にバラエティー豊かな方々と共に制作を進めています。
もちろん、プラチナサウンドチームも頑張って曲作ってます。私“ヒロシ”と、“うえぽん”こと“上田雅美”を中心に、プラチナサウンドチームの総力を結集しています。アップテンポな戦闘曲やオーケストラの曲を主に担当しています。

こんなに多くの方々と一つの作品を作れる事は中々ないと思います。様々なカラーを持つクリエイターが『BAYONETTA』を軸にして作った個性溢れる音楽達、互いの曲にインスパイアされ、日々進化してきたように思います。是非楽しみにしていて下さい。
残りの作業もあとわずかですが、応援して下さる皆さんのご期待に沿えるよう、最後まで悔いのないように頑張りたいと思いますので、よろしくお願い致します!