前回までのあらすじ
ついに「ゲスジャーク星団連合無敵艦隊」による地球総攻撃が開始され、これを迎え撃つべく全世界100箇所の支部から合流を目指すワンダフル・ワンダブルオー。しかし未だその数は本来の半数にも満たない。切迫した事態の前に、もはや足りない戦力は任務を遂行しながら確保していくしかないという状況に陥っていたが、なんとワンダフル・ワンの身にまとったセンチネル・スーツには「民間人を一時的にヒーローへと変える」機能が備わっていた。

ICHIでございます。
魅力あふれるワンダフル・ワンの紹介も3人目となりました。

マジメすぎる新米リーダーのワンダ・レッドに対して、自尊心の強さゆえに突っ張った態度を取ってしまうワンダ・ブルー。この2人の相性はあまり良くないようで、団結の力を武器にするワンダフル・ワンダブルオーとしては、この先が思いやられます。

新たなワンダフル・ワンは、そんな2人の間をうまく取りなすことが出来るのでしょうか……?
残念ながらそうは問屋がおろしません。なぜなら彼は、現役中学生にして“毒舌の申し子”と呼べるほどの恐るべき口の悪さを持ち、何の悪気も無く他人の逆鱗に触れることを得意としているからなのです。
 

それではご紹介しましょう。
ワンダ・グリーン!


『魔弾の射手』ワンダ・グリーン
(声:福島 央俐音 / 英語:Kari Wahlgren)
 

若年ながら、天才的な射撃の腕を見込まれて選ばれた、現役中学生のワンダフル・ワン。銃器の扱いを得意とし、100キロ先のドーナツの穴のど真ん中に、ドーナツを食べながら弾丸を通すほどの狙撃の腕を誇る。

お坊ちゃん育ちのせいか、どんな時でもマイペースで、周囲の空気を読むことを知らず、人が不快になる物言いを平気でしては、しばしばブルーやピンクの逆鱗に触れるが、本人には全く意に介さない。それどころか、ピンクに罵られるたびに喜びを感じている節もある。

作戦中も緊張感が無く、危機に陥るとすぐにうろたえるなど、その振る舞いは一般人以上に不体裁だが、愛用の連射式陽子銃を「クリスティーヌ・ダーエ」と名付けて何よりも大切に扱うなど、職務に対してはそれなりに誇りを持っている部分もある…と信じたい。

ゲームやアニメ、漫画が大好きで、趣味の合う同年代のブラックとは特に仲が良く、二人で良からぬ悪戯を企むこともある。
厳しいしつけの反動のためかジャンクフードが大好きで、親の目が届かない作戦行動中は、いつでも貪るように食べている。

 
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現役中学生にして、センチネルズにスカウトされるほどの腕前を持つ天才スナイパー、ワンダ・グリーン。日頃は厳しい親の監視の下で一見マジメな学生を演じているようですが、その本性はとんでもなく自分に甘いお坊ちゃん。変身してもジャンクフードのバッグは手放さず、会話イベント中にはここぞとばかりに次から次へとオヤツを口に放り込んでいるさまを目撃することができるでしょう。

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愛銃「クリスティーヌ・ダーエ」を自在に操る狙撃の名手にふさわしく、“魔弾の射手”との二つ名を持つワンダ・グリーン。その名の通りユナイト・モーフ「ユナイト・ガン」は、空中の敵や遠くの敵を正確に狙い撃ち、反撃の暇も与えません。

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直角の隊列を描いてユナイトすると、ユナイト・ガン!

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片っ端から撃ち落とせ!

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とにかくレンジの広さはナンバー・ワン。そのユナイト・アタックは、地上だろうと空中だろうと、小さくて攻撃の当たりづらい敵であろうと、おかまいなしに高速の弾丸で片っ端から撃ち落とします。
威力は低いものの、他の隊員を弾丸に変えて発射するため、命中した敵にそのまま隊員が飛び乗ってクライム・アタックに繋げられるなど、応用範囲が広い点も魅力。

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離れた場所からクライム・アタック

連射すれば、どんどん隊員を敵にしがみつかせられる。
クライム・アタックで動きを鈍らせれば、ヒット&アウェイもグッと楽に。

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キュポン!と吸着

ユナイト・ガンは、なんと銃口に色々なモノを吸着することが可能。
街のゴミ箱やベンチに車、敵の撃ってきた砲弾などなど……。
もちろん吸着したモノは発射することができるので、手当たり次第に吸着しては敵にブッ放してやるのが良いでしょう。

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大きなモノは、大きいユナイト・バズーカで吸着しよう

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こ、これは一体……!?

なんと、とある方法を使えば“敵を吸着して撃つ”ことも。

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撃ってくださいと言わんばかりの的

的があれば撃たずにはいられないのがスナイパーの性。
みごと命中すれば、何らかの仕掛けが……!?
 
 
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いくらスゴ腕を持つとはいえ、まだまだ中学生のワンダ・グリーン。居丈高な発言が目立ちますが、ときにはオロオロうろたえてみたり、臆面もなく泣き叫んだりと、その場の感情が直接オモテに出てコロコロと態度が変わるさまは、見ていて飽きません。

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誰に対しても口の減らないグリーンは、孤高を気取るブルーに対しても好き放題にツッコミを入れて、ケンカになることもしばしば。しかし、ともすれば孤立しがちなブルーにとって、グリーンの存在はチームの仲間たちとの貴重な接点なのかもしれません。
みんなが本当はコッソリ思っていることを、ためらいもなく口にしてしまうワンダ・グリーンは、よくも悪くもワンダフル・ワンダブルオーのムードメーカーと言えるでしょう。

次回はお待ちかねの変身ヒロイン、ワンダフル・ワンダブルオーのお色気担当……いえ、お仕置き担当の女性隊員を紹介しましょう。
 
 
次 回 予 告
「ワンダ・ピンク! 君が来るのを待っていた!」

お楽しみに!