僕のブログ?も今回が最後です。

今回はこぼれ話として、開発初期の設定を紹介したいと思いいます。

初期設定では、サムのスーツは中に人が入るものではなく遠隔操作ユニットとして、3人のパイロットが交代で戦場から離れた場所から操るものでした。

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<土林誠さんの初期デザイン画です>

シューター、格闘、ホバー戦闘+スナイプ、それぞれの特殊訓練を受けたパイロットに合わせて変形し、さまざまな戦局にたった一機の機体で戦略的効果を発揮するものでした。まあ、仮面ライダー電王みたいなもので、3人のパイロットの掛け合いが面白くなるように組めるのではないかと思っていました。早期にボツになってしまいはしましたが、個人的にはいまだに有りな設定だと思っています。
ゲームを作る上では、こういったボツは結構ありますが、そういったボツの積み重ねがいつか次回作に影響を与えたりすることもあったりするので、全てが無駄というわけではありません。次に何をつくるのかは未だ分かりませんが、飽き性の僕のことですから、おそらく『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』とは全く違うゲームになると思います。

それでは、またいつかゲームを通じてお会いしましょう。