これまでのあらすじ：
地球侵略のため、総攻撃を開始したゲスジャーク星団連合無敵艦隊。対する地球連合秘密防衛機構センチネルズは、特務戦闘兵「ワンダフル・ワン」全員の非常招集を発令。世界中からありとあらゆる分野のヒーローが、今まさに集結しようとしていた……。
ICHIでございます。
怪力無比のワンダ・イエローをチームに加えたワンダフル・ワンダブルオー。いよいよ決戦に向けて盤石の体勢が整いつつあるといえるでしょう。
これで100人のヒーローのうち5人が明らかになったわけですが、そう考えてみるとワンダフル・ワンダブルオーというチームには、ものすごいタレントが揃っているということがよく分かります。100人というのは、5人の20倍ですからね！
そんな中、今回ご紹介するヒーローも個性的な能力を持っています。
海の果てからやってきた東洋の神秘、なんと忍術を操って様々な場所に潜入する能力を持った日本のヒーローです。
その名も、ワンダ・ホワイト！
『無双の神爪』ワンダ・ホワイト
（声：西嶋 陽一 / 英語：Yuri Lowenthal）
100年の歴史を持つ和雲汰風流（わんだふりゅう）忍道の若き師範。
チーム内で唯一、センチネルズ開発の武器を使わず、一族に代々伝わる家宝の鉄爪「断天丸（だんてんまる）」と「斬地丸（ざんじまる）」を身につけて戦うワンダフル・ワンである。規律、調和を重んじる性格で、自己を強く押し出すことはなく、静かに態度で考えを示すことを美徳とする。個々が思い思いに行動するワンダフル・ワンダブルオーにおいて、彼だけは謹厳実直で、冷静な視点と分析で経験の浅いレッドを補佐し、陰ながらチームを支えている
…と、一見するとマトモな隊員のようだが、さまざまな格言、金言を口上として述べる癖があり、時に暴走して戦闘中に延々喋り続けて終わらないなど、作戦行動に支障をきたすことも。
お茶と和菓子が好物。座右の銘は「死なば畳の上で」。
100年の歴史を持つ和雲汰風流忍道の師範を務めるだけあり、若いながらもその佇まいに落ち着きと威厳を感じさせるワンダ・ホワイト。常に周囲に気を配る冷静さに加え、高い状況判断力を持つ彼ですが、その奥ゆかしい性格によるものか、あまり表立って他者を導くようなことはせず、チームにおいてはリーダーであるレッドの補佐役として陰ながら力を発揮しています。
ゲスジャークとの戦闘では、由緒正しい一族の家宝「断天丸」と「斬地丸」を愛用。“無双の神爪”と呼び声高い彼の繰り出すユナイト・クローは、磨き抜かれた体術によって恐るべき速度で縦横無尽に走り敵を八つ裂きにします。
ジグザグの直線を描くと、ユナイト・クロー！
Aボタンで敵はズタズタだ！
圧倒的な手数の多さが魅力のユナイト・クロー。その凄まじい攻撃速度は他の追随を許しません。一撃あたりの威力は低めですが、そこを連続攻撃で補えば、コンボポイントも荒稼ぎできて一石二鳥。しかも攻撃と共に衝撃波を放つため、レンジの広さもバカにならない。大勢の敵に囲まれた時などには、ここぞとばかりに大暴れできることでしょう。
連続攻撃で敵を氷漬けに！ これも忍術？
しかもユナイト・クローに秘められた力は、それだけではない。なんと連続して攻撃し続けることで、敵を氷漬けにできるという能力も持っているのです。
ただでさえ素早い攻撃速度を持つうえに、敵の動きまで封じてしまうわけですから、こうなればもうワンダフル・ワンダブルオーの独壇場。すかさずユナイト・ハンマーに切り替えて、動けなくなった敵にトドメを刺す、といった華麗な戦い方ができるようになれば、皆様も和雲汰風流の免許皆伝といえるでしょう。
鍵穴もなくピッタリと閉じたドア。あるいは亀裂の入った壁の奥など、進めそうで進めない道を見つけたら、ユナイト・クローの出番です。
入っちゃいけない通路でも、そこにわずかなスキマがあれば、鋭利な爪を差し込んで、ギリギリ強引にこじ開ける。潜入工作が得意な、ニンジャならではの能力といえるでしょう。
こじ開けられるのは、ドアだけではありません。もちろん敵の装甲だって、わずかなスキマさえ見つかれば、ユナイト・クローがパカッとオープン。
敵の弱点を見つけてさらけ出し、一気に畳み掛けて倒せるようになれば、皆様も和雲汰風流の奥義開眼です。
ユナイト・クローの鋭い切っ先は、戦闘以外でも役立ちます。
その鈎爪を壁面に食い込ませることで、なんと壁や天井を伝って移動することが可能に。
足を踏み外せば奈落、というような場面でも先に進むことができるようになるでしょう。デコボコした、爪を引っかけられそうな壁を見つけたら、とりあえず登ってみると何かが見つかるかもしれません。
自己主張の激しいワンダフル・ワンダブルオーのメンバーにしては、めずらしく物静かで協調性の高いワンダ・ホワイト。しかし事あるごとにお気に入りの格言・金言を引っぱり出しては延々語り続けるという、遠回しで不器用な彼なりの自己表現は、長すぎるうえに分かりにくいと、他の隊員からはもっぱら不評だとか。
さあ、いよいよ今週末は、本作『The Wonderful 101』の発売日です。
物語に深く関わってくる主要な隊員の紹介も、残すところあと1人となりました。
次回はなんと、IQ300超の天才大学生ワンダフル・ワンをご紹介したいと思います。
次 回 予 告
「11歳のスーパーハッカー！ ワンダ・ブラック」
お楽しみに！