皆さんこんにちは!
NINJA GAIDEN 4のプロデューサー/ディレクターの中尾です。
発売してしばらくが経ちますが、皆さんお楽しみいただけてますでしょうか?
今回は攻略編と称して、ヤクモ、そしてリュウ・ハヤブサの戦闘における
テクニックについてお話していこうと思います。
基本的なところから応用まで、肉厚にお届けいたします・・・!
▼欠損率の基本
強力な技「滅却」を発動するために必要な部位欠損ですが、
実は技ごとに部位欠損率が異なります。
それぞれ、トレーニングのコマンド表で大まかに欠損率が
どの程度の高さなのかを表示していますので、ぜひご参照ください。

大まかに、技ごとの部位欠損率が高いか低いかの目安がわかります。
▼鵺の型・閃華状態のゲージ消費量や欠損率について
今作からの新要素鵺の型、そして閃華状態ですが、
X、Yによる各種連携は、連携の後半になるとより強力かつ高効率になります。
具体的には、
・部位欠損率が連携3段目に向かうほど上昇、ダメージが上昇
・血楔ゲージ/閃華ゲージが連携3段目に向かうほど減少
となり、「消費量が少なく強力な攻撃」になっていきます。
ヤクモは長押しなどにより発動する武器固有の行動「延伸」や「廻転」などで
更にダメージや部位欠損率が上昇します。
鬼刃建御名方のY連携で比較すると、3段目は半分程度の消費量に。
とはいえ、高速戦闘の最中で3段目を出すのは難しい!という方のために
おすすめのテクニックをご紹介します。
①連携の2段目までは武器の固有行動を出さずに、コンボ時間を短縮する
武器の固有行動は、強力な代わりに攻撃時間が長いため、
大きく隙を作ってしまいます。逆に固有行動をしなければ
コンボ時間は短くなるので、早めに連携の3段目につなげるために
あえて固有行動をせずにX->X->X(長押し)やY->Y->Y(長押し)とすることで、
素早く強力な技につなげることができます。
X->X->X(長押し)で連携。比較的早めに繋げられる上に3段目の延伸なので強力。
②「連携継続」で、鴉の型から鵺の型へ連携する
タイランから取得できる体術「連携継続」は鴉の型と鵺の型で
相互継続することができます。(鴉XX→鵺XXX、鵺XX→鴉XXYなど)
これを利用することで、素早く連携の後半につなげることができます。
鴉の型Y->Yの後に連携継続で鵺の型YYYへ連携。難しい分、血楔ゲージ高効率のテクニック。
これらを利用して、更に戦況を有利にしていきましょう!
▼敵への崩撃について
敵の強攻撃を鵺の型で反撃すると、敵が無防備な状態となり、
ボスなどの頑強な敵であれば一定時間こちらの攻撃でのけぞるようになります。
また、強攻撃の発生直前であればあるほどより無防備な状態となる時間が長くなります。
実は、この崩撃による「敵の無防備な状態」の時間は上記に加えて、崩撃する技によって更に増減します。
各技で細かく設定しているため、すべてを公開できませんが、少しばかりヒントだけ。
・連携の後半にいくほど、崩撃時の無防備時間が長い
・遠距離よりも近距離攻撃のほうが崩撃時の無防備時間が長い
すなわち、同じ崩撃でも「リスクが高いほどリターンが大きい」ということです。
左が鬼刃建御名方のBで崩撃したとき、右がXXXで崩撃した時。XXXの場合は鴉の型XXXXXまで無防備な状態が継続しています。
こんな感じで技ごとに反撃チャンスが異なるので、ぜひ色々な敵でチャレンジしてみてください。
▼ジャスト虎搏について
虎搏は、ジャストタイミングで入力すると「ジャスト虎搏」となり、敵が確定で部位欠損します。
鴉の型のジャスト虎搏は弾きをした対象の敵のみ部位欠損しますが、
鵺の型のジャスト虎搏は攻撃がヒットした敵すべてを部位欠損させることができます。
血楔ゲージを消費しますが、敵が多いときに非常に有効なので、ぜひ活用してみてください。
ちなみに、武器ごとに弾き状態になる受付時間と虎搏時の攻撃範囲が異なります。範囲が広い鬼刃建御名方は少し弾き状態になる受付時間は厳しめ。
▼絶技について
過去作同様、NINJA GAIDEN 4でも絶技は強力かつ重要なアクションですが、
本作では一部の敵にガードされることがあります。
しかし、「絶技引導」をするとガードされずに絶技を当てることが可能です。
絶技引導は溜め段階も即座に上昇するので、とにもかくにも絶技は引導して発動するのがおすすめです。
ただし、ボス敵などの形態変化中だけは、絶技引導をしても弾かれるのでご注意ください。
動画はボスに対してやっていますが、絶技をガードしてくる通常の敵にも絶技引導は有効です。
▼飛燕に連携できる技
敵に突進して、低確率で敵の頭を欠損できる「飛燕」ですが、
実は様々な連携からのキャンセルルートが存在します。
今回はそんなキャンセルできる技を一部紹介。
・共通
風駆->飛燕
風路->飛燕
無影脚->ジャンプ->飛燕
・鬼刃建御名方
XXY->飛燕
※PS5の場合は□□△
・降魔夜刀穿
↓↑X->飛燕
※PS5の場合は↓↑□
・リュウ・ハヤブサ
XYXXY/空中XXY->飛燕
※PS5の場合は□△□□△/空中□□△
などなど…
他にもあるので、ぜひ探してみてください。
▼中尾おすすめの技紹介
最後に、皆さんにおすすめの技を一部紹介します。
・鬼刃建御名方
鵺の型 一回転Y長押し
※PS5の場合は一回転△長押し
この技は確率で首欠損することがあります。
長押しは隙も大きいですが、範囲も広いので複数首刈りのために狙う価値アリ。
そもそもの欠損率も高めなので乱戦時はオススメ
・降魔夜刀穿
鴉の型 XXXY
※PS5の場合は□□□△
この連携では、技の発動時にスティックを左右に倒すことで
移動方向を変更することができます。敵の攻撃からの緊急回避などにぜひ。
回避にも利用できる技。左右と正面で打ち分けが可能です。
・崩震槌マガツヒ
鴉の型 XY
※PS5の場合は□△
この武器の攻撃にしては珍しく単発ヒットの技ですが、
その代わり部位欠損率がこの武器の技の中でも特に高く設定されています。
敵が減ってきたらこの連携を使ってから滅却することで、
より安全に戦うことができます。
過去作でも強力だった無想新月棍「XXY」のような使い心地です
・秘器・影蛭子
鵺の型 RB+A
※PS5の場合はR1+✕
なんとこの武器では小型の敵を上記のコマンドで飛び越えることができます。
問答無用で敵の背後に回る強力なアクションです。
更に、風駆とは異なり敵の強攻撃もキャンセル可能です。使いこなせばかなり便利な技。
中型の敵や頑強な敵には発動できないですが、使える相手に対しては強攻撃含めて無効化できます
・リュウ・ハヤブサ
閃華状態 一回転X
※PS5の場合は一回転□長押し
ヒットした敵を中心に「神威」により
敵を中心に集める技です。攻撃範囲の広い攻撃が少ない
リュウを使うときには非常に便利な技です。
基本的にリュウは攻撃範囲が狭いため、この技を絡めると多人数戦がスムーズになる
前ジャスト裏風
リュウ・ハヤブサは前方向にスティックを倒しながらジャスト裏風を行うと
空蝉(うつせみ)が発生し敵の背後に回ります。
なんとこちら、ヤクモとは異なり空中にいる場合も発動できます。
落下中に遠距離攻撃がきたときなどにご活用ください。
空中発動はこんな感じです。多少遠くからでも背後に回れるのはリュウの前ジャスト裏風のみ
ながーい文章をここまで読んでいただきありがとうございました!
今回はプレイヤー周りのお話中心でしたが、
そのうちエネミー編も公開予定です。お楽しみに。
それではまた次回!
![]() |
中尾裕治 (Yuji Nakao) 前職でディレクターとして複数のキャラクター版権ゲームに携わった後、プラチナゲームズに入社し、プロデューサーへと転向。プラチナゲームズ初の自社パブリッシングタイトル『The Wonderful 101: Remastered』のプロデューサーや、『ソルクレスタ』のコ・プロデューサーを担当。『ベヨネッタ3』ではプロデューサーとしてプロジェクト全体を統括し、最新作となる『NINJA GAIDEN 4』ではプロデューサー兼ディレクターに就任。プロジェクトの運営のみならず、組織を牽引する立場として後進の育成にも尽力している。 |
