先日何とかルーターの設定を変えてipod touchがネットに繋がるようになり、部屋でゴロゴロしながらニコニコ動画を見たりAppストアで無駄遣いしたり出来るようになった上に、これまでイチイチ起動するたびに手動でネット接続していたMacbook Airも自動で繋がるようになって、ホントはこんなに便利だったんだ!…と感動しつつ購入から1年半も何やってたんだ…と複雑な心境の神谷です。

「ベヨネッタ」も発売となり、日本のユーザーの盛り上がりが少しずつ伝わってくるようになって嬉しい昨今、今度は海外発売に向けて再びワクワク感が高まってきています。そういえば、12月3日からは体験版のダウンロードも始まってるんですよね! アクションゲームは触り心地が命ですから、是非ご自身の手で遊んでいただいて、「ベヨネッタ」がどんなゲームなのかを知って頂きたいと思います。僕は以前から、「買って欲しい」とは言わず、「遊んで欲しい」と言い続けてきました。まずは遊んでみてから、買う、買わないを判断して頂いて一向に構いません。とにかく、まずは我々が一番大切にしている「触り心地」を体験していただきたいと思います。

僕が書いているブログには海外の方からもメッセージを頂いていて、全部ちゃんと読ませてもらってます。みんな本当にありがとうございます! 日本での発売から随分お待たせしちゃいましたが、一日も早く、世界の人たちと「ベヨネッタ」の興奮を共有したいですね。

さて、このブログで書くのを失念しちゃってたんですけど、10月28日から放送された「MTV」のベヨネッタ特集、皆さんご覧になったでしょうか? 番組中に登場するハシモトが極度に緊張して顔色がおかしくなっていたのはさておき、この番組中に使われたベヨネッタのナレーションの収録が10月25日に行われ、僕も立ち会ってきましたので、その時のお話をしようと思います。

ベヨネッタ役を演じたのは、ベヨネッタのTVCMでもナレーションをして下さった田中敦子さん。ベヨチームの何人かに「ベヨネッタを演じるとしたら誰が適役?」と聞くと、必ず田中さんの名前が挙がるほどで、僕も収録を楽しみにしていました。

収録スタジオに入ると、そこにはもう原稿を読みながら練習する田中敦子さんの姿が。初めてお会いしたんですが、とても物静かな雰囲気と穏やかな声で、何となく想像していたイメージとは違う印象でした。しかし、録音ブースに入ってスピーカーを通じて聞こえてきたベヨネッタのセリフは、力強く高圧的で、ベヨネッタそのもの。ギャップ感もあったせいか、僕は圧倒されて言葉を失いました。

僕が収録に立ち会わせて頂いたのは、ベヨネッタのキャラクターを田中さんに伝え、場合によってはディレクションさせて頂こうかと考えていたからなのですが、そんな心配は杞憂でした。もうただただ感服するばかりで…僕が現場にいる必要はなかったですね(笑)。もちろん、僕個人はとてもいい経験をさせて頂いて大満足でした。もしもベヨネッタを日本語音声で演じて頂く機会があれば、是非田中敦子さんにお願いしたいなぁ…などと妄想が広がりましたね~。

番組を担当するディレクターの佐久間葉一さんも、とてもクリエイティビリーに富んだ方で、端で現場を見させて頂いてとても楽しかったです。こういう人たちが関わって、素晴らしい番組が出来るんだなぁということを実感出来た、とても有意義な一日でした。

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写真:田中敦子さんにサインを頂きました! ベヨネッタらしく、ここは「ヒデキくん」宛てでお願いしました。プフフフフ…。こんなしょーもないリクエストを聞いて頂いて、本当にありがとうございました。

それから少し前の話になりますが、11月15日、ニコニコ生放送の「Xbox LIVE パーク『BAYONETTA(ベヨネッタ)』デイ」にハシモトと一緒に出演してきました! ネット番組の生放送はこれで3本目。こんな経験、当時ワリと注目度の高かった「バイオ2」や「デビル」でもなかったですね~(「ジョー」や「大神」は世間的注目度がアレだったので当然ナシ)。今回「ベヨネッタ」では色んな方面から高い注目を頂いて、オリジナルタイトルとしてはとてもありがたいことです。

番組の方は、ユーザーの方からの質問にお答えするコーナーや、実際のゲームプレー画面をお見せするコーナーなどで構成された、たっぷり1時間半の生放送。取材などでもオフレコでイロイロ問題発言し放題の僕としては、生身を晒される生放送はイイコにしてないといけないので妙な緊張感があるんですよね~。でもユーザーの方とボイスチャットで直接お話したりと、生ならではの楽しさも味わうことができました。僕も普段からニコニコ動画を楽しんでいますが、自分の映像にみんなからのコメントが流れるのも、格別の楽しさがありましたね。

そして何と言っても注目だったのは、かよpoliceさんによるベヨネッタのコスプレ! このコスチューム、御存知の通り背中が大胆に開いたデザインなんですが、生で目にするととんでもないインパクト。チェリーな僕は、ドキドキして直視できませんでした…。

余談ですが、かよpoliceさんは普段は対戦格闘系のゲームを遊ぶことが多いそうですが、この日のために製品版のベヨネッタをやり込んできて下さったとのことで(現在はもうエンディグまでクリアしたそうです!)、その熱意に感激しました。番組途中、グダりそうなところでしっかりフォローまで頂いて…かよpoliceさん、本当にありがとうございました!

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写真:かよpoliceさんをオッサンが挟むの図。かよpoliceさんは日本人とは思えないスタイルでコスチュームもバッチリ決まってます。こうして並ぶと僕のドラ○もん体型が際立ちますね…。

そうそう、話はまったく変わりますが、先日「星のカービィ」「スマブラシリーズ」などの生みの親、桜井政博さんとお話しさせて頂く機会がありました。桜井さんと言えば、最後まで楽しく読ませていただきましたよ。もちろんファミ通コラムをな!

桜井さんとは今年のTGSで軽く言葉を交わした程度で、これまでほとんどお話をしたことがなかったのですが、今回はお互い初めて多く言葉を交わすことが出来ました。基本的に引きこもりな性分で業界の方とあまり交流を持たない僕ですが、やはりお話してみると刺激が多く、得るものが多かったです。この件については、詳しいお話はまたいずれ…。

他にも、僅かな時間の中ではありますが、色んな業界の方とお会いすることができました。普段から目にするゲームも、その製作者とお話すると、「ああ、あのゲームを作ったのはこんな人なんだ…」とイメージが繋がって、だからなんだと言われると説明が難しいのですが、とにかく非常に有意義な経験でした。

今月の18日には、エンターブレインさんのインターネット生中継番組「MIDNIGHT LIVE 360」に出演させて頂く予定です。なにやら小島監督と対談的な企画だとか…。オフレコで喋る内容が一番面白いんですけど、まぁそれは放送出来ないので(笑)、イイコになりながらも盛り上げていきたいと思います。

最後に、お知らせし忘れちゃってたんですが、XBOX360で「ベヨネッタ」のプレミアムテーマの配信が始まりましたね。オヤジゲーマー感涙必至の内容になってますので、勇気のある方は是非御購入下さい。ここでその内容のプチヒントを明かしますと…まずは「ウィッチガール エンジェルランド」という、「もしも「ベヨネッタ」が2Dスクロールゲームになったら」というコンセプトで作ったイメージ画像。このゲーム、もし本当にあったらそれはもうやり込んだでしょうね~コイン残しプレーとか。次に「BAYO」、これは「もしも「ベヨネッタ」が戦略シューティングになったら」というイメージ画像。これもね~世が世ならマークⅢにも移植されたんでしょうな…僕もやり込んだハズですよ弟と二人で。最後の「アンブランファイター」は、「もしも「ベヨネッタ」が3D格闘になったら」というイメージ画像。これもね…遊びたいですね、本気で。…などなど、勝手に妄想が広がってしまう俺得なネタ画像満載のテーマになってますので、御了承下さい(笑)。もちろんウチのスタッフがマジで作ったものですから、クオリティは保障します!

…といったところで、今回はこの辺で!

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写真:そう言えば先日、ファンサイト・コンテストの賞品をやっとお送りできました。僕が自腹で買ってきたアイロンプリント用紙に、自宅のプリンターでスペシャル画像を印刷して、島崎が丹精込めてTシャツにアイロンがけをしてプリントしました。プラチナ謹製!

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写真:スペシャル画像のベヨネッタのポーズを担当した甲斐さんも御満悦。このネタ画像使用についてはカプコンさんからご快諾を頂きました。関係者の皆さん、ありがとうございました。