『ASTRAL CHAIN(アストラルチェイン)』の世界から、プログラマーのタブチが本記事をお送りさせていただきます。

『ASTRAL CHAIN』をお買い求めいただき、誠にありがとうございます。

まだ買ってないぞ?ですって?
……でしたらもう遅いです。
たった今、まだお買い上げ頂いていない方に、アストラル界に引き込まれる呪いをかけました……。

すいません冗談です。

本記事は、『ASTRAL CHAIN』をまだ購入されていない方でも、楽しく安全にご覧いただける内容となっております。
では、短い間ですが、お付き合いくださいませ。

私は、本作では主にUI(ユーザーインターフェース)のプログラムを担当させていただきました。

「UI」、なんやそれ?
その疑問は当社のUIアーティストの記事が解消してくれるでしょう。

『ASTRAL CHAIN』のUIについて:前編(UIアーティスト 大西&斉藤)
『ASTRAL CHAIN』のUIについて:後編(UIアーティスト 大倉&小波)

さて、では私は何を語るのかと。
UIの実務内容……その殆どは、語らざるも惜しいが、語るにも地味な組み込み作業。
今いち訴求力に欠ける……。
そこで、ビジュアル面での成果の一部を披露致しましょう。

『ASTRAL CHAIN』では、ゲーム内にカメラによる撮影機能があり、時には事件の証拠写真を押さえたり、あるいは未知の生命体をデータベースに記録する為の資料として写真を残したり(するかもしれません)。

任務中に任意のタイミングでカメラ機能を起動して、弊社アーティストによって形作られた美しく荘厳なロケーションを撮影することにも利用できます。

このカメラ機能のオマケ要素として、とある条件を満たすことで開放される、「ドット絵フィルター」なるものがあります。

ネウロン指令室です。
オリーヴさん、今日も美しいですね。
そんな華やかな職場でカメラを構え、この「ドット絵フィルター」を設定すると……。

このように!
どこかレトロな雰囲気の絵になりました。

勿論、これはカメラを構えている時であれば常に有効な設定ですので、リアルタイムでレトロな雰囲気を味わい尽くすことも出来ます!

ここで特別に、僕が選定した「ドット絵世界の『ASTRAL CHAIN』」をドドーンと公開致しましょう!




そして最後に、私のお気に入りのオカルト女子「シズ」をひと推し……。

ん~ドット絵世界でもかわいい!!

……ゴホン


いかがでしたか?

『ASTRAL CHAIN』の美しい世界を、昔懐かしいグラフィックで楽しみたい!そう思われた方は、ぜひ本作をプレイし、「ドット絵フィルター」を開放してみて下さいね!

コール。車両整備係の「タブチ」っス。
現場からは以上っス!





Yamamoto田渕 晶紀 Akinori Tabuchi
2017年にプラチナゲームズに入社したプログラマー。本作では、UI関連の各種業務を担当し、ドット絵フィルターなどで絵作りに貢献した。
オカルト&ショートのシズ好きが高じたのか、自分とは似て非なる存在をアストラルチェイン世界内に感じるという。本人は語る。「オカルティックな能力に目覚めた」と。