
作品の深部へと誘う重要なパーツ、それがサウンド。映像だけでは伝えきれない物語やキャラクターの感情、心情を表現するための重要な仕事です。効果音やシネマシーンの音付け、セリフの編集などを担当するのが「サウンドデザイナー」。作品中のあらゆる楽曲を制作し、どうすればゲームの中でその音楽が効果的に聞こえるかを考え、実装するところまでが「ミュージックコンポーザー」の役割です。プレイヤーの感情を心の奥から揺さぶるような音の演出が求められます。



「ゲーム音楽」だからこその制作体験
研修期間に初めて「ゲーム音楽」の制作を経験したのですが、学生の時に取り組んでいた曲作りとの違いを体感しました。それぞれ全く異なるフェーズの曲をスムーズにつなげることや、ゲームの状況に合わせて曲が移り変わることなど……ゲーム音楽ならではの曲作りを学びました。
インプットは制作に生かしてこそ
誰かに言われてするのではなく「そりゃやるでしょ!」というスタンスでインプットをしています。一生のうち、できるゲームも聴ける音楽も有限。仕事以外の時間のほとんどをインプットに費やしているかもしれません。ただ聴いたりプレイするのではなく「どこがいいと感じたか」を分析し制作に生かすこともスキルのひとつですね。

プラチナゲームズのお仕事
プレイヤーの心に刻み込まれる曲を作りたい
ゲームをプレイして、泣いた経験が2回あります。過去の自分がそうだったように、誰かの心に強く残る曲を作ることが目標です。ゲーム音楽はゲームをプレイしている人に、感情を刻み付けることも役割のひとつ。なにかをプレイヤーに感じてもらえるような曲を作ることが生きがいですね。