皆様、ユナイト・アップ!
初めまして。当ブログで『The Wonderful 101(ザ・ワンダフル ワン・オー・ワン)』のゲーム内容を紹介させていただく、案内人のICHIと申します。
以後よろしくお見知りおきください。
それでは早速ですが、本作のタイトル画面からご紹介しましょう。
燦然と輝くタイトルロゴの下には、世界中から選りすぐられた変身ヒーローたちがズラリと勢揃い。
中央に凛々しく立つ赤いバトルスーツの男が、リーダーであるワンダ・レッド。そしてその脇を固めるのがワンダ・グリーンとワンダ・ブルーです。しかし本作の主役は、前列の彼らだけではない。その後ろに控えるヒーローたちを含めた、全員が主役なのです。その数なんと100!
ゆえに彼らはこう呼ばれます。ワンダフルな特務戦闘兵団、「ワンダフル・ワンダブルオー(100)」と――。
このゲームをプレイする皆さんは、この100人からなるヒーローチーム全体を操ってゲームを進めることになります。
ところで、タイトルロゴにはこう書いてあります。『ザ・ワンダフル “ワン・オー・ワン(101)”』。1人多いですね。
最後の1人は、彼ら100人のヒーローを率いる、ワンダフルなプレイヤーの“あなた自身”なのです。
そして、もしかしたらこのタイトルは、物語を進めていくうちに、何か深い意味を持つようになってくるのかもしれません……。
それにしても、普通の特撮映画なら「変身ヒーロー」といえば1人だけでも悪の組織を壊滅させるほどのパワーを持っているはず。集団で戦うヒーローもなかにはいますが、それでもせいぜい5人組が関の山でしょう。
そんなヒーローたちが、100人も集結してチームを組むというのは、タダゴトではありません。
いったい何が起こったのか!?
それでは、冒頭のストーリーをご紹介しましょう。
STORY
今から40年前……。どことも知れぬ銀河の果てから、突如として地球に襲来した「ゲスジャーク星団連合無敵艦隊」。それは、地球上総戦力のほぼ10倍という戦力を持つ、恐るべき侵略軍だった。人類は持てる叡智のすべてを結集して、地球連合秘密防衛機構「センチネルズ」を設立。二度にわたるゲスジャークの襲撃を、決死の奮闘と努力によって奇跡的に退けたが、敵はついにその本隊を動かし総攻撃を開始した。
迫りつつある人類滅亡の危機を前に、センチネルズは世界中に散らばる100箇所の支部へ、特務戦闘兵「ワンダフル・ワン」全員の非常招集を発令する。
人知を越えた力を持つヒーローたちが束になれば、あらゆる悪を砕く無敵の拳と化すだろう。年齢も性別も国籍も性格も異なる彼らが、「地球を守る」という信念ただひとつを胸に結集する時が来た。
ゆけ、ワンダフル・ワンダブルオー!
人類に仇なす侵略者に、100倍の力と勇気で立ち向かえ!彼らの指揮を執る最後のヒーローは、君だ。
……というわけで、なんと宇宙から現れた強大な侵略軍によって、地球全土に未曾有の危機が訪れたようです。
これは確かに、10人や20人の変身ヒーローがいたところで、どうにもならない。
まさに今この時のために、ワンダフル・ワンダブルオーは結成されたのです。
本作『The Wonderful 101』は、100人のヒーローを思いのままに操って、襲い来る侵略者の魔の手から地球を守るために戦い抜く「正統派の本格アクションゲーム」です。
侵略者によって壊滅させられた数々のステージで、被害に遭った人々を救出し、数々の罠を潜り抜け、待ち受ける敵を倒し、心強い仲間たちと合流し、戦力を増強して、ボスに挑みます。
ステージを進行する間にも次々と物語は急展開し、新たな謎やドラマが生まれ、そしてヒーロー同士の関係や登場人物の過去なども明らかになっていきます。
「100人組のチームを操作する」と聞くと、複雑でメンドクサイ操作を要求されそうなイメージがありますが、さにあらず。
キャラクターは、リーダーを中心とした集団全体が、ひとつの生き物のように一斉に動きますので、特に意識せずとも思い通りに走り回れることでしょう。むしろ、この集団をゾロゾロ引き連れて戦う気持ち良さを一度味わえば、もはや1人のキャラクターを動かすだけでは物足りなくなること請け合いです。
もちろん、集団であることを活かした特別なアクションもいくつかあり、またそれこそが本作『The Wonderful 101』の醍醐味であると言えるのですが、その説明については次回に譲りましょう。
次 回 予 告
「見よ! これぞワンダフルな戦い方」
お楽しみに!