どうもこんにちはー!みなさんはじめまして、ゲームデザイナーのフレッシュマン酒部遼也です!よろしくお願いします!
同期からはベーサカなんて呼ばれています!まんまですね!

趣味はカラオケです!よく同期の人と朝まで歌ったり、何歳も年上の人とも行ったりして、とにかくワイワイ騒いでいます!ブログを書いているこの瞬間も次のカラオケのメンバーを考えたりしているくらいです(笑)。おっと、個人的な話はこのくらいにしましょうか!

それでは今回の本題!ゲームデザイナーのお仕事について話して行きましょう!
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↑同期のデザイナー、姜さんに書いてもらった似顔絵です!
前年度のフレッシュマンブログ紹介を見ると他のみんなの絵もありますよー!

 
★ゲームデザイナーのお仕事!
 ゲームデザイナーのお仕事を一言で言うと!…なんだろう?
 いやー実は僕もやっていてまだ答えに辿りついてないんですね(笑)
 というのも、ゲームデザイナーのお仕事は多岐にわたります。
 ステージの内容を決めたり、敵を配置して戦闘中の流れを作ったり、メニュー画面の仕様を書いたり、キャラクターの性格やセリフを考えたり、全体のスケジュールを作成したり…ここで記述したのもほんの一部です。
 それらに対してプロジェクトに配属されたゲームデザイナー達を担当として割り振って、実際にそれぞれの仕事をします。
 なので、隣の人の作業を見てみると自分とは全く違うことをしていたりします。
 ただ共通していることは担当した箇所を最後まで管理することだと思います。
 次は僕が実際に担当した箇所を例にして説明します。

 
★仕事の流れ
まず、ディレクターさん(又はゲームデザイナーのリーダー)から依頼を受けます。
 この時僕がもらった依頼は「自分めがけて飛んでくる敵を次々撃墜するパートを作ってほしい」でした。この時に僕が配属されていたチームが制作していたのはアクションゲーム。つまり普段プレイしている内容とは違ったゲームを作らなくてはいけませんでした。

依頼を受けてからはネタを考えなくてはなりません。
 この時に一番考えたことは、「いかに普段のゲームの要素を損なわず遊べるようにするか」でした。なので普段主人公がしている攻撃をこのパートでも使用したり、ゲームの根本となる要素は、僕が作るパートでも盛り込んだりしました。
 また、あまりにも突発的なものにならないようにしなくてはいけませんでした。
 依頼を受けた部分はあくまで小休止。ここで色んな事をしてしまうと、小休止のはずが大がかりなゲームになってプレイヤーが疲れてしまうし、素材を作るために多大な労力を消費してしまうからです。

ネタのOKをもらったら、次は担当者に渡すための資料をつくりました。
 この時に必要だったのはそれぞれの敵の動きの資料でしたが、敵一匹でも
  ・この敵はどんな風に動くのか→アニメーション
  ・攻撃の時のビジュアルはどうするのか→特殊効果
  ・BGMは○○みたいなのが良い!→サウンド      etc…
 と様々なセクションに関係しているので、キチンと関係者全員と連絡を取り合うことが重要です。実際に僕は「この部分はプログラマーさんとモーションさんだけ~♪」と思いながらやって後で大変な目にあいましたが、それはまた別のお話(笑)

次は実際にゲームとして動かしてみました。
 敵を配置したり、プログラマーさんにお願いして攻撃を調整したりして、一通り流れを作ったら、ディレクターさんにチェックしてもらい、改善点があれば再度調整をしたりしました。
 おっと!その時にも関係者全員と連絡を取り合うことは忘れない!

調整が終われば…調整です。というか最後の最後まで調整は終わらないような気がします。大枠は変えずとも、
 「ここはもっとこうしたら…」「あの敵が出てくるタイミングを…」
 などはやればやるほど見えてくるし、僕が担当した前後も注意してみていないと、
 「こことここをつなぐイベント、つじつま合ってないよね?」
 なんてことになったりします。…というより、なんてことになりました!
 なので、急いで修正をお願いしたりしていました…。

マスターアップ!任務完了! …ではなかったりします。
 僕はこの後、攻略本用として出版社に渡すための資料をつくっていました。
 この作業は本来ならもっと前にしていたはずなのですが、その時に作成した資料は開発の当事者しかわからないような書き方をしていたため再度作成しなければなりませんでした。
 資料を作るときは、だれが見るかを想定して書かないといけないということを、この時改めて思い知らされました。

そんな感じで、そのチームでの一通りのお仕事が完了しました。
もし他のゲームデザイナーさんがこのブログを見たら、こう言うでしょう。
 「いや、全然こんなんじゃないけど?」
はい。そうかもしれません。だって一番最初に書いたけど仕事いろいろあるんだもん!
僕がやっていたこともごくごく一部にすぎません。
なので、僕とは真逆の意見を持ったゲームデザイナーだっていっぱいいると思います。
ただ、その人にはその人のやり方があって、仕事をこなしているんだと思います。
そういう自分なりのやり方を見極めて仕事をするのも、大事なことだと思います。
(よし、うまくまとまった!)

そんな感じで、今回のブログは終わりにしたいと思います!
では!