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メンターとメンティーは、職種が違うじゃないですか。仕事の悩みで意見に相違が出たりはしませんか?

小西:分野が異なるので、問題自体の解決が出来ないことはあります。ただ、重要なのは悩みを共有することだと思います。
自身が抱える悩みを誰かに話すことで少しでも気持ちが楽になればいいですよね。

中西:それと、人によっては自分の悩みの重要度がわからなくて不安になる方もいます。『こんな事が出来ないなんて自分はやばいんじゃないか?』という不安な気持ちを吐き出した時に、『全然普通だよ!』『自分もそういう経験あったよ!』という共感をメンターから得られることは安心に繋がると思います。

メンティーの方、入社1.2年目ではどんなところにストレスを感じていますか?メンターに吐き出してやろう!って、思った悩みについて(笑)、教えてください。

川辺:人間関係が多かったですかね(笑) 同じセクション内だと話しにくい相談があったりした時は、メンターの小西さんに話したりしていました。

ペク:ちょっと私は仕事の悩みがなさ過ぎて…(笑)

中西:お風呂の掃除方法とか、隣人トラブル対応とか…結構雑談中心でした(笑) プライベートな話が出来る貴重な時間でしたね!何かしらの役に立てていたらうれしいです(笑)

ペク:学生時代のバイト先にいた嫌な人の話とか…。

中西:そうそう!女子トークで盛り上がりました(笑)

仕事とプライベートのくくりに関係なく相談出来ていて良いですね!関西で1人暮らしをするのがはじめての方も多いので、そのあたりの悩みも相談出来るのはいいですね。
では、次はメンター運営陣の皆さん!3年前、当社では過去最高人数の32名の新卒入社があった年度がありますが、その当時の感想や苦労について、運営側からの意見を聞けますか?

田中:そうですね…。2020年の新卒入社は32人でしたから、メンターメンティー合わせて合計64名という大人数と、コロナの流行開始が同時に発生してとても苦労したはずですが…大変すぎて不思議とあんまり覚えていないですね(笑) ただ、人数が多いってことでメンターメンティーのマッチングが結構大変でしたかね。マッチングの際には、事前に受けていただいた適性検査の性格診断のデータを使用し相性などをチェックしているのですが、それを32名×32名分のパターンを作るとなるとかなりの労力が必要だな…と。僕はプログラマーなので、この時は自動でマッチングするシステムを作り活用しました。

川辺:マッチングアプリですね(笑)

田中:そうそう、マッチングアプリを作りました(笑)

相性っていうのは、どうやって判断しているんですか?

田中:それぞれの項目の数値ごとに相性の良し悪しが決まるので、それをベースに作成しました。極端に相性の悪いペアが出来ないような仕組みになっています。その上でなるべく相性の良いペアを作り、最後は運営チームで話し合って微調整をしています。

平岩:俺のパラメータってどうなってる?

大野:平岩さんは誰とでも大丈夫です(笑)

田中:そうですね(笑) 大体の人が2パターンに分かれていて、誰とでも大丈夫な人か、特化型の人か。誰とも相性が悪いって人はいないです。

川辺:不思議ですよね(笑)

田中:ですね(笑) マッチングする際に色んな人のパラメータを見るんですが、『あぁ、これはこの人の性格だなぁ』って感じるくらいに、その方の性格を表す数字がちゃんと出ているんですよ。適性検査はなかなかすごいシステムだと思います。

大野:自分の性格が客観的に見れるってことですもんね。

田中:そうですね。あとは、コロナ渦での面談方法ですかね。Zoomだとどうしても距離を感じてしまうので。
初回含め2.3回までは必ず対面にして、以降は出社日が合えば対面にしたりしました。初めに何度か顔を見ていれば、以降はZoomでも相談しやすいと思います。

平岩:大人数と面談をしたりする時は厳しかったですね。人数が多くなると皆の顔が一斉に見える訳では無いので、意思が伝わっているのかどうかなどがわかりづらいことがZoomのデメリットだと感じました。

メンター、メンティーともに外部研修を受けていましたけど、参考になりましたか?

小西:内容としては、相手の発言を否定しない・人間関係を円滑に作り上げる方法等を学びました。
日常生活では中々意識しないことなので、メンターという責任ある立場から改めて気にするきっかけになったと思います。

打ち解けてくると、ふとした瞬間に相手の事を否定したりしてしまいますよね。今日お話ししている中で、メンターの方々はそういった細かい所も意識しながら活動されているんだなと感じました。メンティーに対して話しやすい環境を作っているのも、日々の努力の賜物なのだと。
こういった経験は普段の業務や会議で活かされる部分があるでしょうし、メンターメンティー制度を通して業務に良い影響があればと思います。

中西:メンター皆が心理カウンセラーの資格を持っているようなプロではないので、質問に対して確実な答えを言えない場面もあります。例えそうだったとしても、きちんと共感性を持って一緒に考えることが大切だと研修で学びました。
新たにメンターになった方で自分に務まるかどうか不安に思う方もいるでしょうが、『一緒に考え、共に成長していく』という事がテーマでもあります。そこまで心配せずに、メンティーと協力し楽しみながら取り組んでいくっていうスタンスでいけば良いと学びました。

ありがとうございます。気負いせずに取り組んでいけるといいですよね!ちなみAさんはメンターメンティー制度には参加していませんが、メンター制度はどのように映りますか?

採用担当A:純粋に楽しそうだなって思いますね、お菓子を食べながら皆さん和気あいあいと話しているので(笑) 自販機前の休憩スペースでオープンに話しているのを見かけることもあります。週を追うごとに仲良くなっていく様子は微笑ましいとも感じます(笑) あとは私自身が中途入社なのですが、中途入社の方にもメンター制度があれば良いなと思います。

田中:そうですね!今はコロナで食事にも行きにくいし…コミュニティが制限されますよね。こういった中なので、PG Liveは結構いい効果があると思います。初日にみて貰えると社風も知ってもらえて、安心感も得られますし。

※PG Live。
毎月1回、全社員が参加するオンラインミーティングで、朝の情報番組風に、月替わりに抽選で選出されたコメンテーターと共に生配信される。各プロジェクトの最新ニュースや実況プレイ、社員による自己紹介プレゼンやペット紹介、健康増進のための体操コーナー、採用CMが流れたりと盛りだくさん。コメント欄も常時賑わっている。

ちなみに、メンターメンティー制度導入のきっかけって何ですか?

田中:こういった制度があることを知った社員が「うちでもやろう!」と提案した事がきっかけですね。
その後、当時の運営責任者から、ある日突然バトンタッチされました(笑) 最近は運営メンバーも増えて負担は大分軽減されて助かっています。お菓子係ともあります(笑)

大野:お菓子係です(笑) 地味に苦労する場面がいくつかあって…。メンターメンティーの人数が増えているので大量のお菓子を運んだり、各自の好みに合わせたものを用意したりと。あとは賞味期限に気を配ったりもします。

実際にメンター制度で消費されているお菓子達。いつも大量のお菓子が調達されている。

ペク:余ったお菓子とかどうするんですか?

田中:運営サイドで貰っています(笑) そこからプロジェクトチーム内に配ったりしていますね。

平岩:最近はあんまり残ることないですけどね(笑)

田中:そうですねー。皆どんなお菓子が好きですか?僕はグミ好きですが、不人気なんですよね(笑)

大野:ジャガビーは消費されるのが早いです、カントリーマアムとかベイクとかはそこまでリクエスト多くないです。

お菓子ランキングが作れそうですね(笑)夏はアイスとかかき氷とかもいいですね!会社近くにかき氷屋さんがあるので実際に行ってみたり、季節に合わせた過ごし方もいいですね。
では、メンティーの方の意見を更にお伺いしたいなと。メンターと話した事で何か考え方や仕事に対する取組みで意識が変わった事などありますか?

川辺:僕はメンター制度の面談の時間を休憩時間だと思っていました。仕事の合間に一息付けるので、メンターとの時間を楽しみにしていました(笑)

制度については入社前からご存じでしたか?

ペク:私は入社してから知りました。最初は制度に参加する不安を感じました。ただ、実際に参加したら本当に女子会をしているみたいで楽しく過ごせました(笑) 自分とタイプが違う方と話せて色んな刺激もありました。

今年のメンター制度のキックオフミーティングでのひとコマ
去年メンターだったペクさんと川辺さんも、今年はメンターとして頑張っています

中西:私がメンティーの時はメンターメンティー制度最終日に皆でゲームバーに行ったりしました!後は複数のペアでご飯に行ったり…コロナ渦になり、難しいかもしれないですがいつか再開したいですね。

 

田中:コロナのせいで物理的に距離を取らないといけないので、なかなか難しくて残念ですね。

平岩:まあそういった中でも、特にトラブル無く運営出来ていますよね。相性が悪かったペアとかはなかったですし…。

田中:運営側もやっぱりメンターを選ぶ時に、きちんと適性があるかどうかを見極めて選んでいますからね。なので、今後入ってくる新入社員の方々もそこは安心してこの制度に取り組んで頂きたいです。突然乱暴な先輩が付くことは絶対に無いので!(笑)

 

これから入社する方や新たに制度に参加する方も、不安を感じず積極的に取り組んで頂けますね!運営チームは週に1度ミーティングをしていますが、どういった話をしていますか?

平岩:3割位はメンターの状況の確認をしています。残りの時間も新人社員の話が中心で、メンター制度外でのトラブル等でフォローやサポートが必要な状況かどうかの話などを結構していますね。

田中:メンターメンティー制度の枠に囚われず、若手の社員が困っていることが無いかはチェックしていきたいと考えています。ミーティングではそういった事を意識しながら、現状報告の時間を作っています。

メンティーに限らず新人の方々のフォローをしましょうっていう意識が強いですね。運営の方が日頃から見守っていてくれているのがわかりました。メンターメンティー制度を通して、新入社員の方々が安心して入社出来る組織作りをこれからも心掛けていきましょう。本日は皆様ありがとうございました!

 

最後は仲良く、プラチナ(!?)ポーズで。「P」マークです!!