どうも! 新人プログラマーの山室です!
前回、こちらの記事を書かせてもらった者です。

俺が、俺たちがゲーム開発の“後衛サポーター”だ!
https://www.platinumgames.co.jp/freshman-blog/article/13010

前回の記事執筆から約1ヵ月ほど経過し、ちょうど自分の記事がアップロードされたのを確認してそろそろ二回目の記事を書かなくてはと思い立った次第であります。

では前回の最後に宣言していた通り、今まであまり表舞台に出てくることのなかった、私の所属するプラチナゲームズの技術戦略グループについて、少しではありますが紹介させていただこうと思います!

前回の記事でもお話しした通り、プログラマーの業務は、敵やプレイヤーの様に直接存在を感じられるものばかりではありません。ユーザーの皆さんが触れることになるゲーム部分を構築するスタッフを“前衛部隊”と称するならば、彼らが戦闘に集中し、より良い戦果を挙げるための各種支援を専門とする“後衛サポーター”もいるわけです。(詳しくは前回の記事をご参照ください)

そして私の所属する技術戦略グループが、この“後衛サポーター”となる部隊なわけです。今後もプラチナゲームズがゲーム業界の第一線で生き抜くためには、各個人へのバフ(一時的な能力の強化)ではなく、Level UP(永続的な能力の向上)が必要になります。技術戦略グループでは、その一環として、国内・外を含めた他のゲーム会社との技術交流を積極的に行っています。

例えば毎週行っている国内のゲーム会社との技術サロン(技術交流会)です。技術サロンでは毎回議題を変えつつ、議題にあったメンバーと「うちではこうしているが、より効率化できないだろうか?」「うちではこうしている!」といった情報交換を行っています。

かくいう私も「新人が聞きたい、仕事をするうえで工夫していること」という題で参加し、業務の効率化のために行っていることなどを聞いたりしました。

また外部のゲームスタジオと協力関係を築き、お互いのスタジオを訪問し合いながら、開発環境やフロー、どういった思想のエンジンでゲーム作りを行っているかを共有し、何かしら自社へ取り込めるものは無いかを模索したりもしています。

ここで少しエンジンの話が出ましたが、やはり自社エンジンの開発なども技術戦略グループが先頭に立ち、開発を行っています。

※最近ではUnityやUE4のようなエンジンが有名になったので知っている方も多いかと思いますが、ゲーム開発を効率よく行うためのソフトウェアのことです。

自社エンジンの保守管理(バグの修正や改良、機能の拡張etc…) や、新しいゲーム機への対応といったことも行っており、そして何やら最近は新エンジンをごにょごにょと製作中のようです。

とはいえ、小難しいことや技術的なことだけを行っているわけではありません。作業に集中したい人が目印のフラッグを立てることで、誰にも話しかけられない集中時間を作り、作業の効率化を図る“プラチナタイム”の仮運用を始めてみたり、「技術戦略だより」という、週毎に替わる担当者の方が、気になったトピックスをメールにまとめて紹介する試みを行っていたりします。このように、仕事の仕方や情報の共有といった視点などからも開発環境の改善や、プラチナゲームズ全体の技術力向上へ向けたアプローチをしています。

如何でしたでしょうか?

これまであまり耳にすることのなかったであろうプラチナゲームズ技術戦略グループの活動で、何か興味を惹かれるものなどはあったでしょうか?
もし何か興味の湧く活動があったのであれば、是非わが社のホームページからエントリーをしてみてください!
ゲーム業界の第一線で革命を起こしていく活力ある同志のエントリーをお待ちしております!

といったところで今回のブログもぼちぼちと終わりです。長々と読んで下さりありがとうございました!

※今回の写真は自宅のデスクです。休日は基本的にここから動きません。

おしまい!