みなさんこんにちは。プログラマーの金高です。

前回は「アプリプログラマーとしてやって良かった・やっておきたかったこと」についてお話させて頂きました。

今日はちょっと実際の仕事の内容から少し離れて、自分が感じていた「社会人になる前の悩みや不安」について、お話してみようかなと思います。

何故こんな話をするかと言うと、自分は就職活動中から実際に入社するまでずっと

  • 「会社に入ったらめちゃくちゃ足手まといになるかもしれない・・・」
  • 「ちゃんと仕事をこなすことが出来るのだろうか・・・」
  • 「会社に入って上手く人と話せるのだろうか・・・」
  • ・・・といった具合に結構悩んでいました。胃が痛くなるのは当たり前って感じに。

    まぁ僕の場合は大分重症でしたが、たとえ軽くてもそういった「ちゃんとした社会人になれなかったらどうしよう」といった悩みを抱えている人がいたら、是非読んで頂ければと思います。それでは自分の実体験も踏まえつつ、お話していきます。


    1. 「会社に入ったらめちゃくちゃ足手まといになるかもしれない・・・」

    たぶん誰もが一度は思ったことがあると思います。結論から言うと、足手まといなのは「当たり前」です。入社して1年目で5年、10年目クラスの人たちのような働きができる人なんて、そうそういないでしょう。

    だからこそ、入社して最初の数カ月はちゃんとそれぞれの職種ごとに研修があります!研修の内容自体も、別に最初からとてつもなく難しいことは要求されません。どちらかと言うと僕の場合は、入社までに学んできた基礎をもう一度あらためて勉強するという感じでした。もちろん新しいことも学びますけどね。(研修の内容は毎年見直されているので、変わる可能性もあるそうですが)

    ちなみに僕が実際にした研修は、C言語での文字列操作と、自社開発のゲームで実際に使用されたデータを使って好きにキャラクターを動かす、といったものでした。そして会社の開発環境に慣れてきたら、新人でチームを組んでゲームを作る・・・といった感じで、僕たちはそれまでの研修で使用してきたデータを使って格闘ゲームを作りました。

    研修自体も結構楽しいです。それに、分からないことや知りたいことは先輩に聞けばちゃんと丁寧に教えてくれます。

    先輩がふらっと自分の席に来て、雑談のような流れでタメになる話をしてくれたりもします。「実はi++よりも++iの方が早いんだぜ?」とか、「うちの会社はこんな関数があるから便利なんだよ~」などなど・・・

    全体的なイメージとして楽しみながら勉強できるといった感じです。

    「足手まとい」なのは当たり前!だからこそしっかりと研修があるので大丈夫!ってとこですね。


    2. 「ちゃんと仕事をこなすことが出来るのだろうか・・・」

    ずーーーっと僕も悩んでいました。でも結論から言うと、なんとかなります。と言ってもまるで根拠が無いので理由をお話しますと・・・

    まず一つ。
    先ほどもお話しましたが、研修があります。ちゃんと現場の環境や仕組みに慣れてから、上司のゴーサインが出て、それぞれのプロジェクトに配置されることになります。

    二つ。
    ちゃんと先輩は自分たちの力量に応じた仕事を振ってくれます。なんせ先輩達は、全く何も出来ない人にドカンと大きな仕事を振るのは無茶だと分かっていますからね。だから少しずつ慣れながら勉強しながら仕事を進めていくって感じになります。

    三つ。
    それに、1年目は知らないことが当たり前なので、分からないことがあったり、行き詰まった時には先輩や上司を頼ればいいのです。

    そうして2、3ヶ月あっという間に過ぎるころには、皆ちゃんと新人なりの仕事ができるようになっています。だから大丈夫!恐れることなかれです!

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    3. 「会社に入って上手く人と話せるのだろうか・・・」

    やっぱり怖いですよね。なんせ会社に入ると、学生の頃とは違って、自分と年齢が離れている人だらけですから不安にもなります。

    でも大丈夫です。新人が入社するとまずは、新人だけ会議室で「社会人研修」なるものを受けます。社会人としての知識やマナー、難しい社会のルールのお勉強なんかもしますが、新人全員で協力してゲームをしたり、アナログゲームを作ったりするようなグループワークもあります。

    そんな感じで同じ境遇の新人だけの空間で、1週間ほど研修があるので、それが終わるころにはみんな打ち解けちゃいます。

    それに入社して1ヶ月ほどで毎年恒例の花見もあります。ウチの会社にはサークル活動やバースデー懇親会などなど・・・結構色んなイベントが盛りだくさんです。そういった場で、色んな人とお話したりする機会も非常に多いので、心配しなくとも、おのずと色んな人と話せる様になってきます。

    実際の現場でも先輩や周りの人たちと雑談したりしながらアイデアを出したり相談したりすることも多いので、自然と話したり笑ったりする場面も増えます。研究がてら、みんなで動画を見たりゲームをしたりすることも多いですしね。

    とりあえずみんなゲームとか映画とか好きなので話題にはほとんど困りません。

    自分の机に好きなフィギュアや漫画を置いてたり、パソコンの壁紙を好きなアニメやゲームにしてる人もたくさん居るので、観察してみるのも面白いかもしれませんね。

    最後にまとめとなりますが、余計な心配はしなくても大丈夫!その為のシステムや仕組みが会社にはしっかりあります。

    むしろコーヒーやジュースが飲み放題だったり、飲み会を開く時に申請すれば会社が負担してくれたり(なんでもOKというワケではありませんが)、便利な環境が整っていたり・・・と

    ぶっちゃけ学生の頃より作業しやすいってのが本音ってくらいです。

    社会人になってもなんだかんだ休みに友達と会って遊んだり、むしろお給料を頂いてお金がある分動きやすい面も多いですしね。学生から社会人になるってことは、悪いことではありません。むしろプラスの面も多いです。ですが、時間の融通が学生の頃より利かなくなるのは確かです。

    だからこそ、学生の間はその時間を使ってしっかり有意義に遊んだり、ゲームしたりして欲しいです。そこから得られた「楽しかった」とか「面白かった」という経験は、後になって必ず活きてきます。勉強は社会人になってからが本番です!

    少し話が逸れましたが、みなさんの不安が少しでも軽くなっていれば嬉しい限りです。それでは!最後まで読んでいただき有難うございました!