プラチナゲームズ代表の佐藤です。

今年も4月を迎え、新卒者がプラチナゲームズに入社しました。

この場でお伝えするのが遅れてしまいましたが、写真は先日とりおこなった入社式の様子です。
新型コロナウイルス感染症対策のため、新人は全員参加ですが迎える側は人を少なくしてマネージャー以上の参加とし、マスク着用、ソーシャルディスタンスを守っての入社式でした。マネージャー以外の社員は、全員ZOOMでの参加でした。
※集合写真だけは、会話せずマスクを外しました。

まさか2年連続でこういうことになるとは昨年の入社式のときにはまったく思っていませんでした。形はどうであれ、新社会人の門出を祝う大切な機会。心をこめて社長からのメッセージを伝えました。

プラチナゲームズの入社式は、「式」といっても式典の要素はごくわずかで、ほとんどの時間を「新入社員のアピール」に使っています。持ち時間(一人2分)を使って「自分」についてアピールし、先輩社員に顔を覚えてもらうというものです。
ゲーム開発というのは集団で作るもので、団体行動です。他のスタッフとの意思疎通や連携が出来なければ作業は進みません。自分がどんな人間か、どんなことに興味を持っていてどんな得意技があるのか、それを伝えてもらいました。まあ、人前で話すことに慣れてない人もいたようですが、それぞれ自分の言葉で語ってもらいました。みんな希望に満ちている!
この若者たちが、数年後の当社のゲームのどこか一部分を作っているはずですから、大いに期待しましょう。

4月は新人研修も大事な行事です。まずは社内ルールや機密情報管理、一般常識、集団討議といった内容についての研修を行いました。研修もオンラインで自宅から接続するリモート研修が多かったのですが、ビデオ通話によるコミュニケーションにも幸い新入社員のみんなも慣れているようで、大きな混乱はなくスムーズに研修は進んだようです。「すでにリモートに慣れている」というのも複雑な気持ちがします。来年こそ(去年も言ったと思いますが)、平穏な日々が訪れて、入社式も研修も新人歓迎会も、顔を合わせて行いたいものです。

この日入社式を迎えた新卒社員は17名。また、この他に「即戦力」である中途入社の社員も月に数名のペースで参加しています。
当社は2020年度を「第二創業元年」と位置づけました。その主旨は、当社の次なるステージの実現です。そこに向けて進めている「開発力強化」のひとつが優秀な人材の採用です。このように当社に参加してくれる人たちを嬉しく、また頼もしく思います。新しく加わった戦力とともに、引き続き、社員一同頑張ってまいります。

ではまた。

 

佐藤賢一
代表取締役社長

1962年 東京都生まれ。
1986年に株式会社伊勢丹に入社後、1996年にゲーム業界に転身。株式会社セガ・エンタープライゼス(現:株式会社セガ)にて、ドリームキャストのマーケティング業務に携わったのち、2000年に株式会社キャビア(現:株式会社マーベラス)の設立メンバーとして招聘され、会社運営全般の業務に携わる。2006年に有限会社ODD(現:プラチナゲームズ株式会社)を設立。取締役/管理本部長として、経営部門全般の責任者を務め、2016年4月代表取締役に就任。