プラチナを選んだ理由

どうもはじめまして!
2年目の干物系女子代表、ゲームデザイナーのふうこです。
先輩が昔飼ってたフグに似ているらしいです。(顔ですか?それとも棘ですか?)

仕事のおともはスルメとか干した魚とかです。
世のお父さん方がビール片手につまんでるようなやつです。
時々残念なものを見るような目線が飛んでくる気がしますが、めげずにがんばっています。
魚をよく噛んで食べると頭が良くなるらしいよ!

kao_fu
画像は同期のデザイナーの子が入社当初に描いてくれた似顔絵です。
良く見たら手にスルメが握られている!!!

 
そんな身も心もThe☆干物な私ですが、こうしてブログを書く機会ができたので、
フレッシュな気持ちを思い出して、プラチナゲームズに入社を決めたきっかけを書いてみようと思います。
 

私がプラチナゲームズという会社を知ったのはちょうど3年前のこの時期でした。

私は元々、具体的にどの会社に入りたいとは考えていなくて、とにかく全く新しい作品を自分の手で作り上げたい!と熱い想いだけでゲームデザイナーを目指していました。
技術も経験もないのに無駄に自信家でやりたいこと以外はしない!というまぁー生意気な学生だったと思います(笑)

就職活動の時期になってから、名前を知ってる企業のホームページを一通り見て回ったのですが、
会社説明にはどこも同じようなこと書いているし、シリーズの続編やキャラクターものばかり作っているように見えて、イマイチ、この会社に行きたい!という気持ちは沸きませんでした。

じゃあとりあえず体験からしてみるかーということでインターンに行ってみるも、その会社では「いかにゲームを面白くするか」ではなく「いかにユーザーからお金を取るか」ばかりで、さらにもやもや。
今考えると会社である以上儲けを考えるのはある程度当然なことではあるのですが(´・ω・`)ナンダカネー

それに、ゲームに対してどんなに意見を言っても、「それうちの担当じゃないから」とか、「インターン生が何言ってんの?」といった感じで全く聞いてもらえず…。

ゲーム会社ってこんなものなのね…と、業界に入る前から諦めの境地に達しかけた時でした。
プラチナゲームズという会社があるよと友人が教えてくれたのは。

 
友人曰く、
面白さにとことん拘ってオリジナルゲームばっかり作っている。
そしてゲームを面白くしたいという情熱さえあれば、立場に関係なくぶつかっていける環境。
って会社説明会で言ってたよ!とのこと。

そんな会社まじであんの?口だけでしょ(笑)
ってその時は思ってました!(すいません)

ともかく、その時点ではまだプラチナゲームズのPの文字も知らなかったので早速ホームページをチェック。
世界と闘うという胸熱なスローガンにさらに心は躍り、この会社で働きたい!と直観的に感じたのでした。

 
それから私の心はプラチナゲームズ一択でした。

しかし、いざ応募しようにも、説明会の残りの日程はすでに全日程満席でエントリーすらできず、キャンセルで空席が出るのを狙って予約ページをウォッチし続けて何とかエントリーできたのが開催日直前だったり、インターンとバイトに行きながら10日で課題やって最後らへん意識が朦朧としてて会社の住所書き間違えたり(何とか届いたようです)で、色々ハプニングは有りつつも、奇跡的に書類選考を通り、面接に進むことができました。
我ながらよく通ったな!良い子はマネしないでね!!

面接ではとにかく自分の想いを伝えることに精一杯で、面接官の突っ込みに逆切れ気味で言い返したりとやりたい放題でしたが、気づけば最終面接。

 
その時に、「なんで私をここまで残したんですか?」って質問したことに対して、

「自分の考えを否定されても頑なに言い返してくる。
何を言ってるか正直わからんこともあったけど、想いは伝わった。
そこまで言うなら作らせてみようか、と思えたから。」

と言ってくれたことに、ここは私らしくぶつかっていける場所なんだと感じて、プラチナゲームズに入社意志を固めたのでした。

 
あれから月日は流れ、気づけば入社して2年が経ちました。
経験がないのに生意気に意見する性格は相変わらずで、しょっちゅう上司と言い合いしている毎日です。(たいがい論破されてますが)
だけど、言えば必ず耳を傾けてくれますし、それが筋が通っている内容なら立場に関係なく意見を取り入れてくれる環境で、大変ながらも楽しくゲームを作ることができています。

入社してから感じたことですが、オリジナルゲームを作り続けることは想像以上に大変でした。
私は完全オリジナル新作を作っているチームに立ち上げ直後に配属されたのですが、基盤が全くないので「面白いとはなんなのか?」から始まり、考えて考えて何度も作っては壊していくことの連続でした。
いくら頭の中で面白いと考えていても、作ってみたらイマイチで、そこでやっと「もっとこうしたらいいんじゃないかな?」というアイデアが出てくるのです。
締め切りは待ってはくれないので正直しんどいですが、作り直すたびに面白くなっていく感触があるので、アドレナリン出ちゃってなんだかんだで続けられています(笑)

 
さて、長々と纏まりなく書いてしまいましたが、これを読んで、プラチナゲームズに興味を持って頂けたなら幸いです。

 
ゲームデザイナーの場合は入社課題からもう結構しんどいので、応募の際は覚悟を決めて応募してみてください!
おまけとして、最後に私が入社課題で提出した企画書のうちの1枚をお見せしようと思います。

fu_obitoroman

私の時の課題は企画草案書10作で、説明会に参加してた人が多かったこともあり、
書類選考する側が数百作の企画書を見ることになるであろうことを想定して、「10秒程度で伝わる企画書」をコンセプトにしてA4一枚に纏めました。
企画書の書き方は同期のゲームデザイナー阿部くんが記事にしてくれると思いますので、そちらを参考にしてください!(丸投げ)

 
それでは、私の回は以上とさせていただきます!

 
シュッ(*゜∀゜)ノ===くコ:彡