【超アナログ人間がゲーム会社に就職した結果】

初めまして!!
新人グラフィックデザイナーでキャラクターセクションの松下です。
プラチナゲームズに入社してもうすぐ一年が経とうとしています。

めっちゃ早いですね〜
あと少しで新人が入ってきて自分達が先輩になる!っていうのがとても変な感じです。

さてグラフィックデザイナー職を希望する学生さんはアナログやデジタルで絵が描ける人やアニメーションやCGをやってたって人がほとんどだと思います! いいと思います!

でも中にはデザイナー職に凄く興味はあるけど、絵に自信がないからやめとこうかな、、とか絵は描けるけどCGは触ったことないから会社についていけないんじゃないかな、、とか思って躊躇している人もいるのではないのでしょうか?

しかしそれはノー問題!

僕は絵も描けないし、CGの知識も全くない人間でしたが、なんとかやっていけてます!!・・・・多分!!笑

ほなお前は何してたん??

って話なので少しだけ学生時代にしてたことをお話しします。

特殊メイク
着ぐるみ

僕は大学時代、学業の傍ら映像や舞台で使われる特殊メイクや、造形の仕事をしていました。
自分が丹精込めて作ったものが、単独の作品としてではなく映画や舞台にキャラクターとして登場すること。
そして、何より見てくれた人の驚いたり喜んだりする反応が自分は楽しくて仕方ありませんでした。

ほんとこの道一本で行きたくてハリウッドまで修行に行きましたが、そこである現実を突きつけられました。
もうほとんどの造形工房では立体造形ではなく、CGで制作そして立体出力がスタンダードになっていました。
大きい造形はもちろん、たいていのものはCGで出来てしまうから立体造形自体が激減したそうです。
この日から自分もデジタルをやらないと今後ついていけないと思い、デジタル系も視野に入れるようになりました。

そんな自分が最終的に就職したのがこのプラチナゲームズです。ゲーム自体ほとんどしたことのない自分ですが、クオリティをとことん追求するスタイルと、世界と勝負するという社風に惹かれて、エントリーシートを出しました!!
ここがダメだったら造形のほうに就職するつもりで挑んだので内定をもらった時は嬉しかったなぁ!!

でも同時にものすっっっっごく不安でした!  ゲームはおろかパソコンですらほとんど触ったことのない人間がほんとにやっていけるかドキドキでした。

実際に入ってみるとすぐにみっちりと全てのセクションを経験する研修があり、本当に基礎から教えてもらえたし、先輩や同期の人達にもたくさん迷惑をかけながらですが、研修を楽しんで終える事が出来ました。
楽しんで学ぶことのできる仲間と環境があったからこそだと思います。

そうして約半年間の研修を終えて、今はキャラクターセクションで敵モデルを制作しています!
自分が制作した敵モデルが動いて攻撃してきてそして倒される。ほんとに当たり前のことですが、この“ゲームのキャラを創っている”という事が本当に嬉しくて楽しいです。
モデル制作だけではなく、新人だろうが関係なくゲーム自体の意見を求められるし、意見やデザイン、アイデアを積極的に言えばそれが採用されることもあるので、本当に物づくりが好きな人間からするとこれ以上ない環境だと思います!!

絵が描けないから、、とかCGは苦手だからなぁ、、、って思っている人も、絶対にいいもの作るんだ!! という熱意があれば周りの人は助けてくれるし、成長出来る環境がここにはあります。やってることが全く違った僕も今は仕事が楽しくて仕方ないです!!

なので就活生の方は自分の視野を自分で狭めることなく挑戦してみてください!!

長くなってしまいましたが以上松下でした!

 

【おまけ】

社内行事で(勝手に)制作した造形達

進撃の写真

プラチナマン

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