「まっすぐ」じゃなくゲーム業界に入りました

皆さんゲームやってますか?
新人プログラマーの岡部です。

プラチナゲームズのある梅田は京都や神戸にもアクセスがよく、週末のたびに甘いものなどを食べに行っています。

okabe
京都伏見の甘味処にて。

さて、「フレッシュマンブログ」ということで今回は僕がプラチナゲームズに入った経緯などを思い返してみようと思います。
就職活動真っ最中の方の参考になればいいなと思います。

まずですね、僕はゲーム業界に「まっすぐ」来たタイプの人間ではありません。
「まっすぐ」というのは人生の早いうちからゲーム業界に行くんだと決意していた人のことで、僕の同期のプログラマーは二人ともこのタイプです。かっこいい。

一方僕はというと大学5年、院2年の過程を経てここに至ります。

大学では情報科学全般、研究はVR(バーチャルリアリティ)を用いた認知心理実験を行いました。大学院においては学部時代に学んだIT技術をどのように社会に役立てるか実践するという取り組みを行い、ソーシャルゲームのユーザーを引き付けるメソッドを利用して、会社の社内環境を改善するサービスを作ったり、ドローンに編隊を組ませて野生動物を警戒し、獣害を軽減するシステムを作ったりしていました。

要するにゲーム、場合によってはプログラミングとさえ関係ないことを興味の向かうままに行って過ごしていたのです。
飾らないで言えば、自分が夢中になれるものを、これという一本に決められずにいました。

さて2年前の冬、そんな僕もいつまでもプラプラしているわけにはいかず、そろそろ就職しなければいけない時期がやってきます。

周囲は条件のいい企業へ上から順にエントリーしまくります。
僕も焦燥に駆られ、就職サイトで一括エントリーなどをして、100社くらいにエントリーしました。

でも、なんか、今更だけど、僕は僕の好きなもののためだけに僕の時間を使いたい。

誰かが言いました。

「趣味を仕事にするとつらいよ」と。
「会社に入るのに自己実現も何もないよ」と。
「安定して条件のいい会社はたくさんあるよ」と。
「就職偏差値の高いほうから受けなさい」と。

でも、僕は自分の好きなものに、絵やデザイン、漫画で、小説で、演劇で、自分の研究で生きてゆくと決めた先輩、同期、後輩たちを何人も見てきました。
やりたいことに向かって「まっすぐ」向かう彼らは楽しそうで、かっこよく見えました。
遅ればせながら、後回しにしてきたけれど、今からでも間に合うなら、僕もそうありたい。
そう思いました。

じゃあ僕に何か一つあるとしたら何か?

それはゲーム制作でした。

思えば高校でゲーム制作部に入り、全く完成しないまま即売会に参加した帰り道から、小学校の将来の夢で「ゲームクリエイタ―」と書いた日から、僕はずっとゲームを生業とする人になりたかった。
その思いの周囲でぐるぐるとしていただけだったのです。

僕はエントリーをゲーム会社のみに絞り、そこでプラチナゲームズに出会いました。
海外志向の勢いのあるタイトル。
会社説明会やHP で語られる、開発者たちの熱い思いや姿勢。
つくることに純であれというメッセージ。
その「まっすぐ」さに心打たれ、気づけば面接でこう言っていました

「御社が第一志望です。」

入社してから半年が過ぎ、飛び込んだ夢の職場は日常の一部になりました。
今思えば悩む必要などまったくなかったのですが、当時の僕としてはゲーム業界に入るのは一大決心だった…というお話です。

周囲の雰囲気に押されて自分の進路を狭めている方、実は何かやりたいことがある方。
この記事で、そういった人の人生設計を少しでも狂わせることができたら幸いです。
 


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