二度目のブログ執筆になりますオオタです!
最近は暑くなってきたんですが、私のデスクは冷房の真下なので毎日震えています。
さて、今回は 新人がなにをしていたかについてですが、 入社後に受ける研修のうち、キャラクターモデリング研修について軽く触れてみたいと思います。
でも、全部を詳しく書くことは出来ないので一部を掻い摘んで!で… プラチナゲームズに入ったら何をするのか気になって気になって夜も眠れない読者の方がいたらお許しください!
・モデリング研修 私たちが受けたのは○○○○ーマンをモデリングする課題! 自分が描いた設定画を元に作るのですが、
なかなか似せる事が出来ない…頭では分かっていてもどうしたら良いか分からない…
私の○○○○ーマンめっちゃモヤシやん…そんな感じで悩み煮詰まっていると… モデリング研修を担当している田崎さんがやってきて…
①「うーん…」と首を傾げる
②選択ツールでスっと選択する
③ひょいとスライドさせる
この3ステップ、僅か10秒
私が30分以上を費やしても上手に出来なかったバランス取りがたったの10秒で解決されてしまいました。悔しい
身長や体の比率は合っているのに胸回りだけがこじんまりしていた私の○○○○ーマンのボディがカッコ良く…!
目まぐるしくオブジェクトが動き回るゲームでは、パッと見たシルエットやバランスがかなり重要なんだそうです。
確かに、どこにだれがいるのか分からないようなゲーム画面上で攻撃を受けたら理不尽さを感じてしまうかも…
これは、ゲームキャラクターをデザインする課題でも言われたことに通じるものでした。
何が出来そうなキャラクターなのかユーザーがインスピレーションを受けられるデザインであること
どんな攻撃をしてくるのか直感で分かる敵デザインであること
これらはゲームにおいてかなり重要だそうで
「あ、なんかビーム撃ってきそうだぞ!」とユーザーに感じさせれば、一瞬の出来事であったとしてもとっさの回避が可能ですし、 そこでスリルを感じてもらえれば一石二鳥ですよね
こういった視点から考えても、「ぱっと見ただけでキャラAだと分かるようなバランスをつくる」ことがいかに重要かがよく分かりますね
モデルのバランスを取り終えてすいすいモデルの細部を分割して作っていく同期もいるなか、
私はなかなか次のステップに進ませてもらえず悶々としていたんですが、
バランスで苦戦している内に細部を作ると調整が大変になってしまうことを
考えた上での判断だったんだなぁ
現場制作に直通した考えの元で指導してもらえました。 うーん、為になる!当たり前か!
こういう視点を得た上で改めてゲームを見てみると、今までとは違った発見が多々あります。
どうしてその形でなければいけなかったのかなぁとか考え始めて、やがては職業病になるんでしょうかね笑
適度に職業病の恩恵を受けつつこれから遊ぶゲームからも学習していきたいなぁ