最近の日課的な…

昼食に入った店のBGMがビートルズの「ノルウェイの森」だったので、村上春樹の同名の小説が今度映画化されるのを思い出しました。

でも小説の内容が全然思い出せない…

辛うじて思い出したのが確か冒頭は飛行機に乗ってて、そこから記憶がフラッシュバックして話が始まることと、主人公がレコード屋で働いていたのと、皇居の堀の周りを歩いていたいたよう気がすることぐらいで、なんか怪しいことこの上ない。

映画の前にもっかい読み直してみようかなあと思っている僕は斉藤です。背景担当のデザイナーです。最新作の1Q84はまだ読んでないっす。
 
 
近頃はなんだか個人的にパッとしないので気晴らしに見てる映画の話でも。
最近「007」シリーズを1作目から見直しています。
元気が無い時はこれに限りますね。とくに初期の頃の007はムチャクチャで最高に好きです。
 
 

2日に1本くらいのペースで現在14作目の「リビング・デイライト」まで来ています。
ボンドも4人目になりました(名前忘れた…)

個人的にお勧めなのがシリーズ5作目の「007は二度死ぬ」です。

日本を舞台にしてるのですが、秘密警察のボス「タイガー」役の丹波哲郎とショーン・コネリーがこれが日本の文化だ!と言わんばかりに一緒に風呂に入って、美女達に背中を流してもらっている様子や、宿敵スペクターの秘密アジトの入口が九州の阿蘇山の噴火口で、そこに突入する丹波哲郎(タイガー)と部下の近代兵器を操るニンジャ部隊と007達など…何だかすごいことになってます。

DVDでは「インサイド007」と言う特典が付いていて、出演者と監督が撮影のエピソードを語っているのですが、007のロケ地となった阿蘇山の国立公園では、007の撮影が余りにも過激なスタントばかりだったのでこれ以降映画の撮影は禁止になったり、空撮中カメラマンがヘリと接触し足を切断する騒ぎになっていたり、セットが大きすぎて(余りに大きすぎて社内からのブーイングがひどかったらしい)照明に悩んでいた時に、「めまい」「サイコ」「北北西に進路をとれ」で有名な巨匠ヒッチコックが全面的に撮影に協力したり(無償で協力したらしい)…。

撮影も本編と同じくらい色々あったみたいでした。

本編を見終わった後には必ず見るようにしています。

他にも美術セットのデザイナーケン・アダムの特集やオープニングの制作者の特集がたまに付いてたりするので、意外と目が離せないです。

でも、シリーズごとに出演者が必ず「007シリーズの中でも最高の出来さ」って言うのが気になりますね。あれ?前も同じこと言ってんじゃんショーン!みたいな。

ちなみに「ダイアモンドは永遠に」では、洋上プラントへの潜入にフルトン回収と言った某スパイゲームのネタを見ることも出来ます。
 
 
最近の映画もいいのですが、昔の映画は何というかエネルギーに満ちているので見ると元気になった気がしますね。

人間がやってるって感じがいい意味でも悪い意味でも感じられるのがいいです。

そんな生っぽさをゲームにも出せたらなあと思います。
 
 
ではこのくらいで今回はー。

おつかれです。