That’s what I’m counting on

サウンドデザイナーで新人というか二年目の泉名です。こんにちは。

発売から結構経ってしまいましたが、Portal2が素晴らしいゲームでした…

 

雑誌やネットに載っている広告では
新感覚パズルゲームみたいなアオリが多く
前作Portalをプレイしていた僕も
ボリュームアップ版ぐらいに考えていたらとんでもなかったです。

秀逸なシナリオ、詳細な世界設定、
ユニークなキャラクターとボイスアクターの熱演、
斬新なゲームシステム、リアルタイムで進行するイベント、
そしてそれらを巧みにリンクさせているレベルデザインの素晴らしさ。

ネタバレになるので言えないのですが

あのステージがあの伏線になっててこんな設定で
あのシーンでアレをアレして間一髪…!

もう是非プレイして下さい!!!

割とValve信者です。
日本語版設定資料集出ないかなぁ…出ないか…
Valve Storeからグッズを個人輸入しようかな…

…あ、これ最後の記事か!Portal2に感動しすぎてすっかり忘れていました。

 

ちょうど一年記事を書いてきました。
ブログの記事も最初は何書いて良いか分からなかったのですが
だんだん慣れたり、色々なことを書こうと試してみたり。

もうちょっと具体的な仕事の内容を書ければよかったかな、
といった反省もあります。
しかし具体的に書こうとすると
出したらいけない情報がらめぇしてしまうので
なかなか出来ないんですーすいません。

説教じみたこととか生意気にも書いたりしていましたが、
もっと早く気付いておけば、学生のころに気付いておけば、
ということがたくさんあったのでついつい。

新人が会社のオフィシャルブログで記事を書くなんて
よく考えなくても貴重な機会です。
読んでいる方に楽しんでもらえるよう、
自分も楽しんで記事を書いたつもりですが、いかがでしたでしょうか?

コメントを頂いたときは大変嬉しかったです。
ありがとうございました。

そして研修が終わってからちょうど一年です。
初めて「自分の仕事」を任せてもらい色んな事を考えて、
いつでも初めて尽くしだったと思います。

最近はイベントシーンの制作もやっており
いまだにやることなすことほとんど初めて尽くしだったりします。

同じものに同じ音をつけることなんて絶対ない。
常に挑戦と試行錯誤が待っている。
こんないつでも新鮮な気持ちが持てて、
やりがいのあることはないです。

一年働いて、やっぱり、
効果音を作るのも効果音でゲームを演出するのも楽しい。

何より色んな方と協力してゲームを作るのは楽しいです。

まだ自分の携わったゲームが発売されるのはまだ先で、
想像でしかないのですが、自分が携わったゲームを楽しんでもらえることが

今の一番の楽しみです。

まだまだ初めての楽しみが待っていると思うとわくわくしますね。

ゲームって、新しい楽しさを求めるものだと思います。
僕も一ゲーマーとして、
そして一ゲームサウンドデザイナーとして、
新しい楽しさをどんどん探していきたいです。
最後になりましたが、今までご覧いただき、ありがとうございました。

スタッフロールでお会いできれば光栄です。

 

そして今後、このブログは次期フレッシュマンたちにバトンタッチの予定です。
サウンドデザイナーのフレッシュマンもおりますのでご期待下さい!
これからもフレッシュマンブログをよろしくお願いします!

2 thoughts on “That’s what I’m counting on

  1. 「スタッフロールでお会いできれば光栄です。」
                の一言に痺れました。

    泉名さんのサウンド楽しみに待ってますね!

    スタッフロール楽しみにしてます♪

  2. 子供の頃からゲームをしてますが、子供の頃はゲームのストーリーと音楽、あとはアクション性くらいしか見てないことが多いんですよね。でもたまたま早い時期に音楽には、楽譜を書く仕事だけじゃなくて、音を作る仕事なんてのもあるぞって気づきました。
    それから年齢を重ねるにつれ、どの作業にどんな職人がいるのか気にするようになりました。
    この音楽、すごくいいメロディーなのに、このサウンドは勿体ないな…とか、コントローラを握っていれば、お、この振動は臨場感がある!なんて。
    どこでどんなサウンドが見つかるかわからない。
    どこでどんなサウンドがあてはまるかわからない。
    でもそういう仕事を、ユーザとしてしっかりみていたいと思います。

    これからも頑張って下さい。

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