2年目プログラマーベネズエラ人のシモンです。
ベネズエラで声優の知り合いがいます。彼女は西洋の映画・アニメと日本のアニメのスペイン語の声をします。
彼女によると、一度声優になったら、普通の観客のようにアニメを見られなくなるそうです。なぜかというと、アニメを見ている間に声優のテクニークが気になるのです。
こういう感情をどうやって伝える?こんな声をどうやって出す?なんでその時あのイントネーションを使った?とか。アニメを見る時アニメにマッタク注目できないことです。いつもテクニークに注目しているそうです。
一度ゲームクリエイターになったら、普通のユーザーのようにゲームで遊べなくなる?ゲームで使われるテクニークが気になって、ゲームにマッタク注目できなくなる?
僕にとって、ちょっとそうなります。どうやってこんな多い数のモデルを出してる?いつこういうステージがロードされる?どうやってこういうエフェクトを出す?とか。
でも、声優の友達のような大した問題ではないと思います。最初ゲームで遊ぶ時、必ずそうなります。ゲームのテクニークが気になって、ゲームに注目できません。でも、テクニークの気になる点を全部出した後で、ゲームの世界に戻れます。逆に、ゲームの作りにくさを知っているから、ゲームで遊ぶ時ゲームを正しく評価できます。
まぁ、ゲームクリエイターになったら、欠点も利点もありますね。
どんな職であれ、多かれ少なかれ、同職関係の仕事って見てしまうと思います。私も接客が長かったので店員や店の手入れなんかを心の中で勝手に点数つけちゃいます(笑)
クリエイター業だと、どうしても相手の技というものが気になってしまうのでしょうね。
でもあれこれ考えてしまうのはいいのではないのでしょうか。
良いところは盗み、悪いところは自分なりの改良を想像したり、わからないところは技向上のための勉強!みたいに。
そして後は1ユーザとして楽しめばいいんだと思います。
声優の女性は仕事熱心なのかな?
素晴らしい作品は沢山あるでしょうし、職業を離れて純粋に楽しめる「テクニック」を身につけられたらいいですね。
楽しめれたらそれはそれとしてイイですよね♪
結局ゲームが面白いのは変わらないんですから。
ゲームがあるから人生は楽しいです。