お金がそんなに大事なのかよ!

大事ですね。

みなさんこんにちは。新人デザイナーのナカムラです。

日が落ちるのも早くなってきて、帰る頃にはスカイビルがライトアップされている様子を見られるのが嬉しいです。
カッコ良いんですこれが!

スカイビルに限らず面白い構造の建物やオブジェを見る度に
「何ポリゴンあるんだろ…」「ここの形どうやって作ろうかな」と考えるようになってきてしまいました。
これがいわゆる職業病って奴ですね!(許してください一度言ってみたかったんですもう言いません)
入社して半年以上過ぎたわけですが、色々ミスして落ち込むことも多々あるけれど、こんな感じで毎日ワクワク仕事しております。
日々新しい発見が絶えません。
 
 
さてさて、2010フレッシュマンブログも早くも三回目の更新になりました。月日が経つのは本当に早いですね…!

ではでは、さっそく今回のテーマ
 
 
「就職活動、なんだかんだで地味に必要なのがお金でした…。」
 
 

「えっ…必要なのはゲーム業界に入りたいっていう情熱だけじゃないの!?」
 
 
実はそんなことはないんですよ…。情熱+αです。

業界説明会の参加費などはいりません。私が知る限りでは参加費が必要な所はありませんでした。
が、
主に試験や面接や説明会に向かう際の交通費!は必須です。

このゲーム会社に入りたい!と決めかねている方は、それぞれの会社を自分で見極めるため説明会へ行く事をお勧めします。
私は在学中は京都に住んでいたので関西圏にある(もしくは関西で説明会を開催してくれる)ゲーム会社の説明会などは比較的簡単に片道500~1000円以内で行けたのですが…。
関東でしか開催されない説明会は夜行バスで行くことになりました。夜行バスでも京都から東京だと往復8000円くらいかなぁ。九州や中四国や東北から出てくる方はもっと必要ですよね…?
新幹線…!?贅沢贅沢!
(でも書類選考を通過して面接までこぎつければ交通費を出してくれる会社が多いです)
私は京都~大阪だったので…片道540円でした。ローカルなネタですが新快速最強説。

そしてグラフィックデザイナーを目指すならもちろんポートフォリオ製作代!
しかし就職活動を始めた当時の私は「ポート…フォリオ?」くらいのレベルでした。

ポートフォリオとは今まで自分で描きためた絵などをまとめた作品集のことです。

CDロムにデータを焼いて提出という方法もありますが、やはり面接などでは現場のデザイナーさんに講評してもらいながら~という方が絶対良いと思うので、やはりポートフォリオは紙媒体にしておいた方が吉かなと。
アニメーションや3DモデルはCDで、イラストデジカメのデータなどは印刷しておくと良いと思います。

私は
・プラチナゲームズに提出する用(実はまだ会社のどこかに眠っているとの噂が)
・予備用(後に在学していた大学に参考資料として提出)
・母が欲しがったので一冊(お母さん…軽く言ってきたけど、作るの大変でした)
 
 
の計三冊作りました。
今自分用は手元に残ってません…。
もうあの膨大な量を印刷する気力がない…結構大変な作業なんです。
3冊で総額2~3万?位は要りました。
ためし刷りも沢山したのでこんな金額になりました。画面上で見える色と実際印刷したときに出てくる色とは凄まじく差があるのでどうにか近づけようと躍起になります。

インクや印刷用紙などにこだわるならば、1冊に6千円~1万円位掛かってしまうと思います。
インク代は…高い…!!1色1000円は高すぎる…6色印刷プリンターなんて使ってたらもう…!!大体一冊分刷り上がる頃にはインクがカラッカラでした。
そして深夜のプリントアウト中にインクが無くなった時の絶望感は軽くトラウマになります。
予備は沢山買っておくことをお勧めします。

ファイルだってこだわれば何千円と必要だと思いますが、私は外装は極力安く仕上げようとしてました。
や、お金があまりなかったんですよ…
「学校で無料で印刷して貰える」なんていう素敵な環境があるならばガンガン利用すると良いと思います。
掛けるお金を惜しんで後で後悔するのは勿体ないかもしれませんが、見た目にこだわらずに中身で勝負!というのも良いと思います。

グラフィックデザイナーの就職活動はこういった所で葛藤が生まれます。
これは私の周りのゲーム会社を目指している子達も同じように苦労していました。
つまり避けては通れない道…!

アルバイト等でちゃんと軍資金を貯めておくと良いと思います。

えー、と言う訳で、今回は就職活動に必要な費用のお話ばかりで世知辛い感じになってしまったので、次回はポートフォリオの中身のお話をちょこちょこっと出来れば良いなと思います!
 
 
ではでは、みなさんまた次の機会に!