人に伝えるために

先日、『抜歯』を行いました。逃げ出したいほど嫌でした。
というのも以前に一度抜きまして、それが人生で一番の激痛だったからです。
そうそれは20歳の頃、、、
右下奥歯の親知らずを抜いたのですが、地獄の痛みでした。
麻酔が効いてないのかっていうくらいしょっぱなから痛くて、それが始まりでした。。。
歯が全然抜けないためグリグリいじくりまわされ、痛すぎて涙が止まらず 、歯はバリバリに割られ、
ブチブチ!っと引き抜かれて終わりました。
そんな恐ろしい記憶しかないのに、また歯医者に行かなければならないなんて。
覚悟して行ったところ、30秒ほどでポロっと抜けたんですよ。
ありゃま (*'ρ')前回のは何だったの。。。

どうも新人サウンドデザイナーの城後です。

地獄のような痛みを体験した訳ですが、それを誰かに伝えるのって思ったようにいかないんですよね。
だから大げさに、グリグリやバリバリ、メリメリ!(←ビックリマークをつけてみたり)、等表現して何とか痛さを伝えようとするのですが、
実際そんな音なんて鳴ってないんですよね。

ゲームも一緒で、実際はそんなんありえんやろという表現がいっぱいあります。
今制作しているゲームはグラフィックがリアルなので、絵の印象のままに質感を重視して音作りをしています。
でも、その音を実際ゲームに入れてみると味気なく、質感や状態が全然伝わらない。
(´_ゝ`)う~む。

例えば車が衝突して、横転した音を作るとします。
私は実際原付運転中に目の前で、車が衝突し横転したのを目撃した事があります。
それがビックリ、『ドン、ゴロン、ドゴゴン』。
程度しか音は鳴っていませんでした笑 まして爆発炎上なんて事もありません。
でもそれがリアルだと言いきってそう作ってしまうと、すっごい地味で、衝突の激しさや
怖さは何にも伝わらないのです。

かといって何でもかんでも色付けするのはどうかとも思うので、そこは丁度いいと感じる部分を探して音作りをしています。 これが難しいんですよね。(ーヘー;)
音に限らず人に物事を伝えるのには。それなりの工夫や表現が必要なんだと、
ゲーム作りを通じて再認識しました。
「この音チョー気持ちいい!」
「この音怖かった~。」
「あの音すっげ~リアルやった。」

とゲームを楽しんでもらえるような音作りが出来るように早く成長したいです。
そして自分が作っているゲームを世に出して、掲示板等で感想を聞いてみたいです。
その時はお手柔らかに (;´▽`A