恩返し

みなさまご機嫌いかがですか。
新人2年目デザイナーの舟橋です。

とうとう私たちにも後輩ができました!
一緒にお花見の準備などをしていると、1年前のことを鮮明に思い出します。

あっという間に過ぎ去ってしまった、プラチナゲームズでの最初の一年。色々なことを学んできた、出来るようになったという自覚はあります。が、やはり後輩が入ってくると少しその自信が揺らぐと言うか「もっともっと先へリードしていなきゃ」と焦りを覚えるのと同時に身が引き締まります。

これから始まる2年目、それから先の何年も成長し続けていきたいものですッ!と言うわけで、今回のフレッシュマンブログのお題は「10年後の自分」。

今回のお題はこのブログにて公募させていただいた案のなかから選ばれたものなのですが、10年後・・・10年後と言われても遥か先のことのように思えて、思い浮かべるビジュアルにモヤが掛かります。

10年後と聞くと「地球はまだ住める環境なのだろうか」とか「娯楽の地位は今ほど優遇されているのだろうか」などとネガティブな思いが真っ先に駆け巡ってしまいます(笑)偏った発想だなぁとは思いますが、不安なものは不安です。

そうでなくとも、今あるゲーム作りやグラフィック制作、生活と娯楽の関わりなどの常識は10年もの時間があれば大きく変化し、予想もつかないものになっていることでしょう。「グラフィックデザイナー」の指す意味合いがまったく違うものになっている可能性も完全には否定できないはずです。

デザイナーとして、キャラクターモデラーとして、10年後には確実にオンリーワンな存在になっていたいという強い想いはあります。しかし、それも時代の流れ次第でしょう。それについて期待も悲観もしていません。その時々に考えて行動するまでです。

様々なものが変化していくなか、それでも必ず成し遂げたい私のなかの不変の目標は「ヒトの人生に影響を与え、変化させたい」です。もちろん良い方向へですよ(笑)

たった1人でも構わないです。私からの何かしらの干渉、それがゲーム内での映像なのか、別の媒体のグラフィックなのか、発言なのか・・・・・・とにかくそうしたものと出会うことで、そのヒトの人生が変わる。大切な分岐点に関わる一要素となる、それが私にとっての一生を通しての目標であり、それこそ早ければ10年後にも成し遂げていたいテーマです。

自身のこれまでを簡単に振り返っただけでも、芸術表現や思想や助言との強烈な出会いがあったからこそ、自分は今ココにいるのだなと実感することが出来ます。それはロマン派の画家であったり、昭和の写真家であったり、小学校の先生であったり様々なのですが、とにかくそうした出会いには感謝してもしきれないほどの有難みを感じているのです。

自分がいつかそんな対象になれたら、それまで私を取り巻いてきてくれていたすべてのものに、ひとつ恩を返せるのではないかと、身勝手ではあるのですが考えたりします。

今後の人生それほど長く生きられるとは予想していないので(!?)、10年後の33歳になる頃までには実現したいものです。

それでは、また次回ですッ!!

 

 

One thought on “恩返し

  1. 長く生きられないとか自分のような悲観的なことは仰らずに、
    是非プラチナゲームズの著名な方々のようにゲーム業界に名を轟かす存在になってください!

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