12プディングズ

こんにちは。
僕が、滝沢です。

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写真は、誕生日にフレッシュマンのカサイくんからもらった12個のプリンです。
会社の近所のコンビニだけでも、これほど色々な種類のプリンが置いてあるみたいです。
同じプリンなのに、賞味期限はマチマチで、短いものほどモンマリして生々しい印象だったり
おそらく自分の好みでは選ぶことがないようなプリンでも、食べてみると意外とツボだったり
そんな風に色々な発見があって、ドキドキしながら甘い日々を過ごせました。ありがとう。 
(ちなみにカサイくんはプリンが嫌いなので、何か別のものでお返しするつもりです)

もうひとつ近況ですが、最近マイペースにフルートの練習をしています。
誕生日に先輩から譲っていただいたもので、僕にとっては、アルトリコーダー以来の管楽器になります。
はっきり言って、ぜんぜん吹けません。
なにかしら音が出れば嬉しいな、という未だ初歩的な動機しかないので。
最終的な目標は、録音して使い物になるレベルまで向上することですが……。
運指は覚えられないし、フルートを口元と両手で構えているだけで乳酸がたまって来るし
気が付くと意識が浮ついて、クラクラするほどの酸欠になっていることもあります。
タンギングよりもブレスの練習をしろって感じですね。あははは……ッ…(ぐらり)
倒れる前に息継ぎをして現世にしがみつきつつ
少しずつ上手く吹けるようになっていきたいでトゥー。(タンギング)

 

タンギングはさておき、フルートを練習しようと思う理由が他にもあります。
それは、ふだん自分が演奏できる楽器が、ピアノを置いて他に見当たらないということに起因します。
学生時代にドラムを触ったこともある、という話を以前にしましたが
ちょっとした時間に自由にドラムを叩ける、なんて機会はもうありませんし。
何よりも、楽器の中でもメロディーを奏でられることが重要なんです。

曲を作るとき、頭の中で音楽を構築するプロセスも大事なんですが
漠然とした発想を音色に出して確認したい、というときに僕はピアノ=鍵盤を扱う以外に方法を持たないわけです。
例えば「ピアノに触れるだけで常に新しいメロディーが浮かんで来る」
ぐらいの即興性が備わっていれば問題ないのですが
僕が、白と黒で見慣れた12音階の鍵盤と対面して、いざ指を動かそうとすると
つい自分の中に染み付いた、滑らかな指の動かし方、いわゆる“手癖”みたいなものを再現してしまうか
あるいはそれらを組み合わせた狭い射程圏内で、メロディーや伴奏を紡いでいこうとします。
つまり、必然的とは言いませんが、手癖の影響が、少なからず新しい可能性の模索や発想の拡大に対する
妨げになっていると考えられます。

よって、慣れないフルートを使って音を出そうと努力すれば、かつての自分の手癖では実現不可能だった
聴き覚えのないフレーズ、想像外のメロディー、そういった新しいアイデアを生成できるかもしれない
と思ったわけです。(やや後付けですが)
そんなこんなで、まだフルートに関しては未達成ではありますが、僕のアイデア生成法は

「知らない楽器(ツール)と友達になってみること」

という、言い換え方でザックリ丸め込んでしまいましょう。(おい)