生まれて初めて買ったゲームとその思い出

さて、今回は”生まれて初めて買ったゲームとその思い出”について書いていこうと思います。ゲーム会社に勤めているとさぞかしマニアックなゲームを買ったんだろうと思われがちですが実際は普通です。僕だけかもしれませんが。

普通が一番。プログラマーの高橋です。

今から10年近く前、人生で初めてバイトをし、初めて自分でお金を稼いで買ったゲームはドラクエ7でした。

当時はコンビニでゲームを予約し、コンビニで買うことができるシステムについて「やっべ、超便利~♪」などと思っていました。なんせ普通のゲームショップは10時開店なのに対し、コンビニは24時間体制で販売してるわけですからしっかり予約さえしておけばたとえ登校前の早朝だろうとゲットできたわけです。

その頃学校の近くのコンビニに学校帰りによく行っており、それ以前にも何本かゲームをそこで予約購入していたので、お店の方と若干顔馴染みになっていました。そのせいもあり、ドラクエ7の時は店長さんに

「夜中2時頃入荷するからそのぐらいにに取りに来ていいよ」

なんて言われて本当に夜中2時頃自転車でちょっと遠くのコンビニまで買いに行きました。さすが田舎。都会だとこうはいくまい。

そして登校時間まで必死にプレイ。登校後は友人と

「買った?」

「っていうかもうやったわw」

「あ、俺も俺も。俺は○○まで進んだぜ。」

と見栄の張り合いを繰り広げたりしました。
初めて自分で稼いだお金で買ったということで、ゲームよりもむしろ買うまでの経緯の方が思い出に残ってたりしますw
その時たまたまタイミングが合ったゲームがドラクエ7だっただけで、自分が稼いだお金で初めてゲームを買うということ自体にかなり感動してた記憶があります。

初めてのバイトはスーパーの魚屋で、朝早くから冷蔵庫並みの寒さの中でカチカチに凍った魚をなたの様な包丁でぶった切ったり、バケツ一杯のイカを数時間かけてイカ刺しにさばいたり・・・・・
ずっと冷蔵庫並みの部屋(時には冷凍庫)での作業を続けているため真夏の暑い時期にわざわざ外でハンバーガーを食べたりもしました。
そんな苦労(?)を経て、「これは誰がなんと言おうと俺のなんだ」と思えるゲームを初めて手にした時は感無量でした・・・・・

今では自分で稼いだお金でゲームを買うのは当たり前になっていますが、いくつになっても当時の気持ちを忘れずにいたいものです。