倉敷のナハナハ七不思議

こんばんばんは。    
金曜レギュラーの滝沢ざわざわです。

 

曲をがんがん作りたい!      
アイデアをぶりぶり産みたい!      
空をぴゅんぴゅん泳ぎたい!      
なめくじになってのびのびしたい!

 

エゴイスティックな衝動に駆られて、たけだけしく鼻息を荒げながらも    
画面に向かって、ただしゅくしゅくとブログ原稿をしたためる今日この頃です。

 

外界では、夕日の落とす影が、着実にすくすくと発育してゆきます。      
過ぎ去る季節にたらたらと未練がましい想念を馳せつつ      
今回は、わたくしがお盆にてくてくと旅した、岡山県倉敷の土地で      
感じてしまった幾ばくかの『謎』を、ぽろぽろと振り返りたいと思います。

 

とりあえず、4音節の繰り返し表現はうざったいので、もうやめます。      
全然おもしろくできなかった……

 

倉敷の美観地区には、日本の古き時代を思わせる町並みが残されています。   
観光客らは、柳が映り込む倉敷川のほとりで、昭和初期に建てられた美しい白壁の建築を眺めて、心を和ませるのです。    
群がる鯉にエサをやり、よく冷えたラムネを飲みながら。

 

 

いや、待った。    
こういう趣のあるレポートは、どこか他のブログで読んで下さい。

 

本題は「倉敷のナハナハ七不思議」です。   
もうお腹が空いたので、わたくしが倉敷で見た『謎』を足早に紹介します。

 

 

まずは、こちら。

 

 

民家の縁先に投げやりな感じで置かれた       
片方だけの謎のサンダル

 

 

近くには雨で汚れたベビーカーがあるだけ。   
これは怖いです。事件の匂いがします。    
『となりのトトロ』の、メイのサンダルを思わせぶりです。

 

 

ふたつめ。

 

 

エアコンの風圧で、けたたましく揺れ続ける       
趣のかけらもない謎の風鈴

 

 

別名:金属音によるジグ   
   
踊れません。    
たまに鳴るから、「わび」「さび」なのに。これはただの騒音。

 

 

みっつめ。

 

 

手に花火

 

 

これは普通の花火でした。すみません。

 

 

よっつめ。
みっつめ。

 

noise.mp3

 

 

これは、とある公共施設のトイレ付近の階段で聞こえた空調のノイズです。   
とても耳に残る奇妙な音だったので、録音して持って帰って来ました。   
   
なぜ、この音声が気になったかというと―――

 

 

『Why So Serious?』 (ジョーカーのテーマ)   
http://www.youtube.com/watch?v=gAB-dQ7XyA0

 

 

―――これです。   
全世界で歴代興行収入第2位を記録した、映画『ダークナイト』。   
その中で、バットマンに敵対する名悪役ジョーカーの登場シーンで流れる   
彼のテーマ曲です。Why So Serious? (このガムは梅味ですか?)   
   
映画館で観たときから印象に残っていた音楽なんですが、このイントロ部分   
(確かチェロをカミソリの刃で鳴らした音)を聴いてみて下さい。

 

空調のノイズにそっくりですよね!

 

そう、わたくしは倉敷のとある公共施設のトイレ付近の階段で    
ヒース・レジャーが怪演したジョーカーの、あの恐怖を連想したんです。

 

ピッチといい、音色といい、本当によく似ています。    
言わば『音』の遠い親戚です。おもしろいもんですね。    
      
街でこういう格好イイ音を耳にすると、なんだかワクワクします♪      
胸はドキドキ。耳はピクピク。頭はからっぽの方がへのへのかっぱ

 

 

 

以上

One thought on “倉敷のナハナハ七不思議

  1. 旅とはいいですねぇ。
    倉敷の美観地区・・・行ってみたいです。
    風鈴は実に鬱陶しそうですw

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