スラマッ ソレ
( こ ん に ち は )
金曜レギュラーの滝沢クリステルです。
ワールドワイドな社風にちなんで、インドネシア語であいさつしてみました。
数ある言語からインドネシア語を選んだのは、言ってみて楽しいからです。
友だちに「スラマッ ソレ」と言われたら、「アアッ コレ?」
と、手近なスラマを手に取って渡してあげたくなりますよね。
わたくしの名刺には【ミュージックコンポーザー】と印字されています。
会社では、毎日もくもくとミュージックをコンポーズしています。
直訳すると(梱包作業ではなくて)音楽作曲家という意味なんですが
実際には作曲だけに納まらず、編曲・打ち込み・ミックス・マスタリング…etc
と、自分の楽曲が垢抜けてメジャーデビューできるようになるまで
最後まで手塩にかけて世話を焼くのがコンポーザーの仕事です。
そして、ただ『自分の好きな音楽を作る』のではありません。
『絵やシナリオに添ったBGMを作る』のです。これがごって難しい。
例えば「いやし系の村」や「激しいボス」といった風に
分かりやすいキーワードであれば、むしろ親切なヒントとも言えますが
ゲームにオリジナリティを出そうとすると、どんどん複雑になります。
もし何かの手違いで「激しい村」とか「いやし系のボス」とかになると
事情が変わった!
と、髭男爵の顔色が豹変するのも頷けます。(極論ですが)
現状では前衛的なキーワードを与えられているわけではありませんが
それでも、条件を満たすには技術が要るんだなあ、と悶々としています。
大先輩方は、ひとつひとつの音に意味を持たせたり、すべての楽器が
代わる代わる主役になれるようなフレーズを組み合わせたりしていて
すごく丁寧にアレンジを構築されています。
楽器をヒトに例えると、ひとりひとりのキャラクタを明確にして、絶妙な計算に
よって才能を開花させブレイクを呼び込む、それはまるで某アイドル事務所の
プロデューサーみたいな発想ですよね。
わたくしも、つんく♂や中田ヤスタカのような(言っちゃった)ヒットメーカー
になれるように、楽器を愛し、音楽を見そめ、ゲームに恋焦がれて
コツコツと、いや、ケチャケチャと切磋琢磨して参ります。(バリ島だけに)
ちなみに書きそびれましたが、新人です。
初回から生意気なことばかり言って長くなってしまいましたが
こんな感じで続けていきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
< お ま け >
昼休みに、上司と『モンハンお絵かきクエスト』を開催しました。
PSPを持って来ていなかったので、急遽そうなったわけですが――
※ 写真はピクトチャットの画面です
※ マウスポインタを合わせると名前が表示されます
凄く個性的で思わず笑ってしまいましたw
音楽作りなんて自分にはさっぱりでとてもじゃないけど無理ですねぇ。
ヒットメーカーになれるよう、是非がんばってください!