夏休み・上

「セミって、飛びながらでも鳴くんだ!!?」

みなさま、ご機嫌いかがですか?
新人デザイナーの舟橋です。

通勤途中、中規模の公園の中を突っ切って会社に向かうのですが、先日、飛びながら普通に鳴いているセミが顔をかすめていきました。飛び立つ瞬間の「ジジッ…!」っというアレではなく、気だるそうな「ミーンミーン…」という鳴き方です。

まさか彼らにマルチな処理をこなす能力が備わっていようとは!
夏も残すところあと少し、セミたちも必死なのでしょうね。。

さてさて、2週目の記事にしていきなりこの話題も…とは思うのですが、この度、夏季休暇を頂けることになったため、出身大学のある東京へ遊びに来ております。

東京では卒業式以来5ヶ月ぶりに会う友人も居て、近況の報告に花が咲きました。「半年にも満たない短い期間で」と、思われる方も居るかと思いますが、それぞれがその僅かな期間の間にも、色々な事を感じ、考えてきていたのだなぁと、何度も思いました。今、自分の置かれている環境に対して客観的に考えてみる良い機会にもなりましたし、こうした機会は今後も出来るだけ設けていきたいものです。

…とまぁ、つまらなくも、素直な気持ちをツラツラ書き綴ってしまいましたが、もちろんおしゃべりだけではなく、クリエイティブな事もこの休暇を利用して思う存分しようと思っています。

今現在、大学の八王子にあるキャンパスの図工室をお借りして鋭意製作中なのが粘土像!
会社でXSIやZBrushを使ってモデルをコネコネしていると、どうしても自分自身の手でもコネコネしたい!と言う欲求が沸いてきます。
粘土を使った立体物の制作が格別得意と言うわけではないのですが、普段はなかなか得られない多くの時間と広い空間が有るのだし、少しはダイナミックなことを、と言うわけですね。

学生時代には何度もお世話になった画材屋さんで、いつもの石膏粘土セット(締めて2,000円也)を買い、早速取り掛かります。

木製の土台に、針金をグリグリ巻きつけ、像の骨組みを作っていきます。今回はスポーンやアルタイルを意識した、シルエットの面白いオリジナルのヒーローを造形することにしました。趣味むき出しになると良いなぁ。いつか、針金だけで作品を作ってみたいと思うほど、この作業は面白いです。これが針金で作った骨組み…

…わっかりづら!!!
立体感とか全然伝わらないですね汗
下の方にゴチョゴチョあるのがヒーローの体で、上に伸びていく梯子状の部分はマントになります。で、これに水で濡らした新聞紙を詰め、同じく濡れた縄でそれを針金に結わえ付けます。新聞紙で体積のほとんどを稼いでしまうので、粘土の消費を抑えられ、実に経済的。そんなこんなで詰め終わりました。

…見づら!!!
うーん、残念です。新手のクリーチャーみなくなっているのですが。。
そして、いよいよ石膏粘土で表面を覆っていきます。

少しは立体が見えてきたでしょうか。。いえ、厳しいですね。何かお見せするのにもっと良い方法を考えなくては。そして、もっと残念なことに、今回、この段階でブログ記事の投稿締め切りを迎えてしまいました!!これからだと言うところなのに…ッ!!
何はともあれ「粘土たーのしいー♪」な夏休みを満喫いていると言うことをお伝えしたかったのです。
続きは次週の記事にて。

One thought on “夏休み・上

  1. 飛びながらも鳴くなんて同じく初めて知りました!
    石膏は扱ったことないですが、粘土は楽しいですよね。
    何度でも作り直せるし、どんな形にもなりますし。
    完成したものを楽しみに待ってます!

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