カタチのはなし

みなさんこんにちは、背景デザイナーのハシモトです。

実は今、ステージの構成要素として使用するため

とある乗り物を作っているんですががが、、、

いわゆる「メカもの」なんですねぇ〜ッ!かぁ〜ッ!

そりゃぁもう、、、心!踊らずにはいられないッ!

メカ好きとしてはたまらんです!

そんな感じでまずはデザインをいろいろと考えているわけですが、
いやーこれがなかなか難しい!

乗り物を、それ単体で何と無くいい感じにデザインするのと、ゲーム内での使われ方、シチュエーションを考慮してデザインするのでは全然違うなというのを思い知ります。

「ここはもうちょっと情報量持たせたいから立体的にしたいなぁ〜」と思いつつも、

「んーでもプレイヤーがここでこういう風に関わるから、ちょっとそれだと都合が悪い・・・ぐぬぬ・・・」という観点もあり…

単に「カッコいいっしょ!(ドヤァ)」じゃダメなんですね〜。
デザイナーが「マジかっこいいのできたわー」と思っていても、
最終的にユーザーがプレイした際に「ここの出っぱり邪魔なんだがっ(イライラ)!!」
ってな具合に気持ちよさを削ぐことにつながってしまえば、
それは全然よろしくないんですね。

作っているものがプレイヤーと関わる際に、クリアしておかなければいけない条件みたいなものを考慮しつつ、どうカッコ良く見せるかってのを考えていかないといけないわけですねー。

しかし逆に、こんなシチュエーションでという縛りがあるってことは、
そこにヒントもあるわけです。
たとえば、プレイヤーキャラと、そのオブジェクトが関わるシチュエーションで
カメラアングルが固定されていたとすれば、
「この辺になにか動く要素入れたら映えるかも!」みたいな具合に、
形を考える上での足がかりになったりもするわけです。
こういう「形の駆け引き」みたいなことは、難しいですが、
作る上で一番楽しい部分でもあります。

ゲームに登場するものに限らず、世の中のほとんどのものが「形の駆け引き」の上で導かれた形をしていると考えると、身の回りのものの、形のなりたちを考えてみるのもなかなか面白いかもしれませんね。

それではまた!

続く!