PROFESSIONALIZE

会社説明会のシーズンです。
先日の朝礼では稲葉さんから、私たち新人も、教わる立場でまったり~~~してはいられんぞ と活を入れて頂きました。
うっかりまどろみかけていたクガです。こんにちは。

何ということでしょう。
新人としてブログを書いている今ですが、最早新人気分に浸ってはいられません。
研修を経てプロジェクトに配属され、沢山のことを学んできました。
今度は教える側にも回るわけですが、
人に教えるには三倍理解してなければならない――

学びつ教えつ、そうなれるように頑張らねばなりませんね。
責任増し増しです。 やり甲斐も言わずもがな。

今回は、ユーザー(しかも無知の王)からクリエイターになって、
この業種のことをどう感じるようになったかを語ろうと思います。

”ゲームクリエイターってどんなお仕事?”

ただものを作るのでも、ツールに特化していればいいわけでもなく
”こだわりを持ちつつ、 絶妙なバランスで作り込み具合や、データ構成をしていけるスキルが求められるお仕事”
なのだなぁと、私は感じました。

ただただ凝って凝りまくればいいわけではなく、ゲームとしての機能性は勿論、
全体を見て、どこに多く比重を割き、どこを軽くして、総合して”絶妙!”を作るか。

日々業務を行っていく中で、沢山の壁にぶち当たります。
こうしたいのに、こう出来ない…!
色々な事情で行き詰まった時こそ、プロとして技の発揮どころなのだな、と 先輩の仕事ぶりや、様々な自社、他社のゲームをプレイしていて感じます。

ユーザーであった時は、自分は特に美しいグラフィックス=良いもの、という偏った考えの持ち主でした。
ですから、色数が制限された上での快適な操作性や、視覚的な分かりやすさなどは一切見えていなかったんですね。
見えていない=気付かない…と言うことは、それこそ確かに馴染んでしまっていて、違和感を覚えなかったからだと、
会社に入り、作り手にまわって初めて気付きました。

プロジェクトに配属されたばかりの頃、やりたいようにデータを作り、
さっそくキャパシティオーバー寸前!みたいな物も制作しました。
その時は、これだけ沢山作りましたよ!なんて気分でいたものですが、
もう今見ると、…昔の自分を叱咤したい。 凄いデータの作り方でした。(ちょいちょい直していっています…おのれ昔の自分)

ROMなり、何かしらの媒体にデータを乗せるのですから、
限りあるその中で、どう上手くゲームを作っていくのか。
いかに戦略的に行くか…って、これってゲームみたいで(仕事ですけど)、面白いかも!

プロのゲームクリエイターは、ただ”デザインする人”であるのでなく、 あらゆるジャンルに長け、知識を駆使し、絶妙な作業をこなしてこそ。
研修中に上司より教わった言葉を、今噛みしめています。

もうすぐ先輩になります。
教えつ学びつ、…ま、負けんぞ!!!
来たる来年度の新人の子らにも沢山学ばせて頂こうと思います。