フレッシュ(?)

はじめまして!プログラマーのヤマナカです。
新人なりにですが、「ゲームプログラマーってこういう仕事ですよ」ということをお伝えしていけるようにがんばりますので、よろしくお願いします。

 

さて、タイトルに「フレッシュ(?)」と書きましたが、なぜかと言うと私、現在29歳なんです。
まぁ、確かに風貌はあまりフレッシュとは言えませんが、プラチナゲームズの社員としてはもちろん、ゲームプログラマーとしてもフレッシュマンなので、 慣れない作業に苦戦しつつも何とか喰らいついています。

なぜ29歳なのかと言いますと、大学・大学院を卒業後、一度ゲーム作りとは関係のない会社で働き、その後専門学校に行っていたという経歴を持っているからです。

自分でも、ここにたどり着くまではかなり遠回りの人生だったなと思います。

ゲーム作りとは関係のない会社で働いていたと書けば、急に思い立って路線変更したように見えるかもしれませんが、そうではなくて、小学校のころからゲームを作りたいとずっと思っていました。

そんなにずっと昔からゲーム作りたいと思ってたのになぜ今なのかと言うと、単純に昔はゲーム作りという仕事についてよく知らなかったんですよね。

そして、よくわからないなりに「ゲーム作りのためにもコンピュータできなきゃ」という理由で理系の大学に入りました。

ゲームプログラマーという職業について知ったのは、大学も卒業が近くなってきたころでした。

やがて進路を考えなきゃいけなくなったのですが、ゲーム業界に元気がないように見えたことや、当時のゲーム自体にあまり魅力を感じなくなっていたこともあり、ゲーム業界とは違う方向へ進むことに決めました。

しかし、ゲームとは関係のない業界に進んだものの、ゲームに対する思いは消えず、むしろ、つまらないゲームに対する不満が、「だったら面白いゲームを作ってやるよ!」という情熱に変わり、いてもたってもいられなくなってしまいました。

そして、ゲーム作りを一度もしたことがなかったというのもあり、一念発起して専門学校へ行くことにしました。絵や音楽の方面についても考えたのですが、「ゲームの中を構築していきたい」という思いや、それまでプログラムに携わってきたこともあり、ゲームプログラマーになることを決めました。

 

今から3年ほど前、ゲームと言えば海外の戦争モノが幅を利かせており、自分が好きな日本のアクションゲームの元気は感じられませんでした。

しかし、そんなときに出会ったのが『ベヨネッタ』なんです。
店頭でデモを見ながら、「なにこれ!?なにこれ!?こんなのがずっと作りたかったんだよっ!」ってずっと思っていました。
もう、暗闇に光がさしたような瞬間でしたね。

そして、帰ってすぐにゲームを作っている会社について調べました。
「・・・プラチナゲームズ?・・・知らないな。」と思いながら調べたら、なんと自分が大好きなゲームを作った人たちが働いているじゃありませんか!

 

もう、そこから頭の中はプラチナゲームズでいっぱいです。

 

いざ、就活の時期を迎え、プラチナゲームズを受けることになったのですが、正直な話、採用されるなんて思っていませんでした。
なので、エントリーシートを書くときは体裁を整えたような文章はあえて書かず、ただただ ”海外ゲームに負けたくない”という思いと”プラチナゲームズが好き”という思いを本当に素直な文章で書き上げました。

すると、その熱い想いが伝わったのか、最終面接で社長にエントリーシートを気に入っていると言ってもらうことができ、晴れてプラチナゲームズの一員となることができました。

 

 

29歳フレッシュマンとして入りましたが、歳の近い周りのスタッフたちは第一線で働いており、自分よりずっと歳の若い人たちがバリバリ仕事をこなしているのを見ると、恐縮してしまうんですが、「追いつかなきゃ。むしろ抜かしたい!」という野心をもって、日々過ごしています。

自分が関わったゲームを遊んでもらえるなんて、頑張るしかないでしょ!

One thought on “フレッシュ(?)

  1. 学生時代にウンコが主役のゲーム作ったって
    聞いたんですが本当ですか??

    これからボロ雑巾みたいになるような大変な毎日が続くでしょうが
    きっと素晴らしく楽しい日々でしょう!
    頑張ってください!

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