みなさん初めまして。
今年のメカ好き枠こと、新人デザイナーのハシモトです。
1つ上の先輩に続いて、これから一年間フレッシュマンブログを
書かせていただくことになりました。
よろしくお願いします!
さて、1回目の記事ということで、
簡単な自己紹介と、自分がゲーム会社のデザイナーを目指すようになった経緯について書こうかと思います。
出身は神奈川県で、学生時代は東京の美大で工業デザインを専攻していました。
工業デザインというのは簡単に言うと、
車とかバイクみたいな乗り物から、カメラ、携帯、文房具…etc.
といった感じで、身の周りの全ての工業製品、量産品のデザインを扱う分野です。
子供の頃からロボットとか大好きだったんですが、あんまり玩具は買ってもらえなかったので、しこしこと紙工作とかで作ったり、絵を描きながら脳内補完して遊んでいました。
そんな感覚の延長で、そういうものをデザインしたり作ったりする人になりたいなーと漠然と思っていたので、何となく近いことができそうかもと思い、
工業デザインの学科に入りました。
作品を削った粉塵と塗料の汚れにまみれ、床での雑魚寝を繰り返した大学生活も終盤。いよいよ就活。
大学では主に「商品として現物に落とし込む」ということをやってきたので、
科内の人の大半が、就職先として車や家電のメーカーを選ぶのですが、
その頃の自分は、「現物でなくても、むしろ空想の世界だからこそ成り立つようなロボットや乗り物、それを取り巻く世界観まで含めて作りたい」と思うようになっていました。
「思うようになった」というよりは、大学でいろいろやっていくうちに、自分のそもそもやりたかったことから少しずれてきているかなということに、就活で色々考える中で気付いたのでした。
自分も在学中は車両関係のデザイナーを考えていたのですが、「ちょっとずれてる」という感覚が常にありました。多分、4年間ずっと工業デザインをやっていたことで、知らぬ間に自分の中で「工業デザイナーになる」というくくりが出来ていて、その枠の中でやりたいことに近い分野ってことで選ぼうとしていたんだと思います。
(結局これに気付くのが遅くて、ちゃんと就活を始めたのは卒業後なんですけどね!)
まぁそんな感じであらためて視野を広げ、考えた結論として
『俺が一番やりたいこと出来るのってゲーム会社じゃね・・・!?』
「メカとかいっぱい出てくるし!」
「動きもエフェクトも演出も!」
「そういうの全部ひっくるめた世界観も!」
なにより、それを「どう楽しい物にしていくか」ってとこも
・・・なんかもう全部作れるじゃないですか!!!
ゲームはよくやる方だったのですが、
なぜ作る側にまわるって発想が出てこなかったのか…
そうと決まったら一気に動きました。
自分の場合はもう卒業しちゃってたんで、とりあえず自分で探し得る限り
日本中のゲーム会社を片っ端から調べました。
そして見つけたのがプラチナゲームズ!
オリジナルにこだわり、少数精鋭で世界を相手に戦うスタンス。
中でも一番魅力的に思えたのが『自分の声が届きそう』という部分です。
ゲームが良い物になるのであれば、新人のアイデアでも取り入れてもらえる。
説明会や、先輩達のブログを読んでいてもそう感じました。
ここならやれる…
いや、ここしかねぇ!
(実際、無謀にもプラチナゲームズしか受けていないというw)
そんなこんなで無事に4月からデザイナーとして採用され、
こうしてブログを書かせてもらっています。
ダラダラと長くなってしまってすいません…
今ここのブログを読んでくださっている方は、ゲーム会社への就職を考えている方、もしくは興味があるという方が多いんじゃないかなと思いますが、自分は微妙に回り道をしている分、「こんな奴もいるのかー」程度の参考になれば幸いです。
それでは、これからよろしくお願いします!