とことんヤリ込みたい!こだわり派のためのプラクティス

最近の家庭用格闘ゲームでは、お馴染みのトレーニングモード。
立ち回りが勝負を決める乱戦格闘であっても、近接格闘としての駆け引きはしっかり作り込まれているため、もちろん練習用のシステムを用意している。それが「プラクティス」だ。

「プラクティス」では好きなキャラクターを選択して、基本的な技の一覧を表示しながら、CPUを相手にひたすら立ち合いの練習ができる。
同じ操作でも使用するキャラクターが違えば技の特性も変わるため、初めて使うキャラクターはまずここで一通りの動きを確認しておくといいだろう。

もちろんCPUの設定も自由自在に変えることができる。
CPUの強さだけでなく行動についても、棒立ちにしたり、あるいはガードやジャンプをし続けるように設定することが可能だ。

たとえばCPUがガードし続けるように設定すれば、ガードブレイクが発生しやすい攻撃の確認が行えるし、通常行動を「待機」に、ダメージ時の行動を「回避(受け身)」に設定すれば、コンボ攻撃が途中で避けられずに最後まで繋がるかの確認が行える。
体力ゲージやキラーウェポンゲージなども自動回復や無制限に設定できるので、色々な攻撃方法を試してみよう。

また、CPUキャラクターは3人まで同時に出現させることができる。行動パターンもそれぞれ個別に設定できるので、乱戦格闘ならではの、より実戦的なトレーニングが行えるだろう。
シミュレーターでのCPU対戦と違い、死亡時の復活待ちや各種ゲージの回復待ちを発生させずに同じ相手とひたすら戦い続けられるため、集中力を切らさずに濃密な練習を行えるのが大きなメリットだ。
苦手なキャラクターの対策や、新しいコンビネーションの開発に、ぜひ「プラクティス」を活用して欲しい。