こんにちは。

新人ミュージックコンポーザーの五十嵐です。

自己紹介、新人歓迎会と続いてもう第三稿となりました。
今まではあまりサウンドの業務とは関係が薄い内容でしたが、今回は日々のサウンド業務について少し触れたいと思います。

まず我々新人は入社後、社会人研修を経てようやく開発室に足を踏み入れることを許されます。
そして自分のデスクに案内されると…

そこには機材の入った段ボールの山!!

机の上には他のモノの置場もなければ座る場所もないくらい機材が積まれておりました。まずここでもう圧倒されてしまいました。

そして落ち着いて一つ一つ機材をチェックしてみるとこれがまたすごくて。
新人にいきなりこれだけの機材、環境を与えてもらえるなんてびっくりしました。
曲作りがうまくいかなくて、制作環境が…なんて言い訳が全くできないような、もうこれ以上にないだろうという環境だと思います。

(自分のデスクの写真! 右手にはラックがあります)
IMG_0369_torimingu

でもこれだけ多くの機材があるとセットアップがすごく大変です。
ラックの組立からはじまり、ハードウェア機材のセットアップ、そしてPCのセットアップ、ソフトのインストール…

サラウンドシステムなんて初めて触りましたし、PCをあけてカードを自分で挿したり、RAIDの設定をしたり…もうはじめてのことだらけであたふたしておりました。
BIOSなんて今までいじったこともなかったよ!

またサラウンド環境があることもあって配線がすごく複雑…音の流れを把握するのも大変でした。
他にもゲーム開発ならではの様々な環境をインストール、設定をしたりして、結局自分のデスクに案内されてから、楽曲制作環境が整うまでには一週間以上かかったと思います。

楽曲製作の環境設定で先輩にはとてもお世話になりました。そしてすごく勉強になりました。そしてようやく楽曲制作のスタートラインに立ったのです。

「じゃあここのシーンのBGM作って」

いきなり実践なんですね。研修を兼ねた実践。これも驚きました。
そしてハイテンションで制作に向かうのですが。

……いやーここからがまた…

きりがいいのか悪いのかわかりませんが、個人的にはきりがいいと思っているので今回はここらへんで!

次回は実際のBGM制作を通して僕が感じた壁、難しさなど書けたらと思います!

では、失礼します。