どーも、新人のプログラマーの山室です。

早速ですが皆さんはゲームプログラマーといえばどんな仕事をしていると思われるでしょうか?

ゲーム制作の最前線でプレイヤーや敵を作ってどんどんゲームが面白くなるようにプログラムを組んでいくんでしょ、と思われるでしょうか?

確かにそうです、ですがプログラマーの仕事はそれだけではありません。

例えば再生されなくなってしまったムービーがなぜ再生されないのか原因を調べて修正したり、ゲームがクラッシュしてしまった原因を調べてそうならない様に対策をしたりしてゲームの品質を上げる後衛のサポーター・・・・。

 

そうです、私です。

 

なぜ私が後衛のジョブを選んだのかと言うと、

ゲームを面白くする職人が集まっているのにバグの対応とかでゲーム作りに集中できないなんて馬鹿げてね?

と言うシンプルな考えからです。

もちろん実際には全て後衛側で対応できるわけではないのですが、少しでもチームの環境がよくなるようにして行くことが現在の私の仕事です。

具体的には、現在私が行っているのは「処理計測の自動化」です。

端的に説明するなら、処理計測とは各マップで1フレームの間に行っている処理にかかる時間や、どの処理にどれだけの時間がかかったかを計測する作業で、それを自動的に行うようにプログラムしています。

処理負荷が分かれば、後どれだけ処理を軽くすれば良いのかの目安になりますし、何が処理負荷の要因になっているかが分かれば、その対策をすることができますよね!

ゲーム制作も後半になるとマップの数が膨大な量になり、計測もそれだけの人手、時間がかかります。そこで、あらかじめリストアップしたマップの処理負荷などを自動で計測していくプログラムを作っている訳です。
学生ではまず関われないような大きな作品になると、なおのこと自動化の大切さを実感します・・・。

機械でも行えることにわざわざ人員を割いては勿体ない!自動化凄い!自動化カッコいい!

そんな自動化についてもっと詳しく知りたい方は、わが社の自動化先駆者である森田さんの講演が紹介された記事をご覧になると、より理解が深まるかと思います!

『ベヨネッタ2』はオートプレイがデバッグに貢献! 【CEDEC 2016】
http://www.famitsu.com/news/201608/29114331.html

今回紹介させて頂いたのはあくまで一例ではありますが、ゲームプログラマーの仕事にも色々あるんだと理解していただけたでしょうか?

そして、そこの開発補助ツールやアプリの制作、作業の自動化などを通してゲーム開発の手助けがしたいと思われているあなた!
わが社のホームページからエントリーをされてみてはいかがでしょうか?
ご縁があって、あなたが同じ職場で働く仲間になることを祈っています。

次回は私が所属している技術戦略グループについてお話しできればと考えています。

 

最後に私が就職活動で提出した作品を載せておきます。
皆さんのお役に立つかは甚だ疑問ですが・・・

yamamuro_1http://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se509174.html

世界観まんまP〇rtalやんけ!!(ルールは違いますが・・・)

ではまた!!