はじめまして。
新人アニメーターの松浦です。

今期のフレッシュマンブログでは女子が私一人ということなので、ゲーム会社を目指す女性に向けて伝えたいこと、それと作品選考で提出したポートフォリオについて、2つ書こうと思います。

因みにヘッダーのイラストは内容と関係無いですが、字ばかりではつまらないと思い描きました。↓
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では、まず1つ目。

入社前に、私が気にしていたのは人間関係と、女性って数えられる位の少人数なのだろうか、肩身が狭かったらどうしよう・・・ということです。
女性だけに限らず、人付き合いが苦手な方、あがり症、口下手、そんな方達にも少し心が軽くなる内容かもしれません。

ゲーム会社は上司や、他セクションの方達とのコミュニケーションがとても大切です。(入社してからもヒシヒシと感じています)
私自身、口下手なのでうまくやっていけるか不安でした。
ですが、実際は女性の先輩方が気にかけて声をかけてくださることがとても多い8ヶ月でした。

離席した際、通路ですれ違った方に会社に馴染めたかどうか気にかけてもらえたり、会社の行事(主に新人観芸会)の準備や、終わった後などでも声をかけて頂いたりしました。
話したことの無い方でしたので、そんなに不安な顔をしていたかなと思い確認したところ、そういう訳では無かったようでしたが有り難かったです。
それも1人だけではなく、多数の方から声をかけて頂きました。
中には私が新人観芸会で歌うのに使用した音楽が気になった方が、趣味の音楽について話しかけてくれたこともあります。(新人観芸会ではデスボで歌を披露しました・・・・)

色んな女性の先輩から昼食に誘って頂いたこともありました。お肉の美味しいお店でした!!!!!
因みに、直属の上司になった方も偶々女性で、たまに昼食をご一緒させて頂いたりします。私はお肉とラーメンが好きなのですが、近くのラーメン屋さんに連れて行ってもらったりと、入社前に考えていたよりは“同性の方と接する機会がとても多くありました”。

同じプロジェクトの方達も私の口下手を見越してかとても丁寧に仕事の話をしてくれています。(勘違いなら勘違いでもよし・・・)
心配していた頃とは打って変わって、はやく戦力になりたい毎日です。

もし同じような心配をしている就活生の方がいるのなら、そんなに身構えなくても大丈夫です。寧ろ新人だろうがアイディアや発言は全部きちんと聴いてくれる会社ですよ~。
このあたりのお話は次回詳しく書きたいと思います。

 

★2つ目。

作品選考の提出作品でお悩みの方にはこちらが本編です。

自分のポートフォリオの何が目に留まって、選考を進むきっかけになったのかを直接伺う機会がありましたので少し書いてみます。

私は、モーション、2Dのキャラクターデザイン、デッサン等を詰め込んだ、アニメーターになりたい一心をむき出しにしたポートフォリオを提出しました。(形式はA4ファイルとモーションの動画データでした。)

モーションに関しては、このポーズを見てくれ!!と言わんばかりのものを2Dに起こして動画データとは別に紙面に印刷してファイリング。また描くことが好きなタイプなので、よく行っていた“イラストからシルエットを起こす”、“シルエットに迷ったら紙に描き出す”等をしたものも一緒にファイリングしていて、見てください!このかっこいいポーズ!!!という、かっこいいでしょ!主張の激しいポートフォリオでした。

↓こんな感じ!
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それがきちんと伝わる方には伝わったのか、入社したての頃に上司から、
「下手だけど作りたいものへの熱意は伝わった」
と伺った時には「あ、ちゃんと意図が伝わっていた。よかった~」と安心しました。

少し話は変わって、新人研修。

新人アーティスト4人で研修を行ったときに、みんなでそれぞれ発表の機会があったのですが、そのときに、発表したのが以下のゲームのタイトルロゴです。(※研修は各セクションごとにありましたが、毎年決まったことをしている訳ではありません。)

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「オリジナルゲームのタイトルを考えてロゴをデザインする」というお題なのですが、題材としてジャンルが人数分用意されており、私はその中から誰も選ばなかったホラーを選びました。

最初に見た人はBathroom?風呂場?なんで?等、別の研修をしていた同期が通路で足を止めてまで訊いてきました。
まさかそこまで不思議に思われたり、興味を持たれるとは思っていなかったので、「あれ?なんか一人だけ変わったことしてしまった??(冷汗)」という感じでした。

何故Bathroomかというと、お風呂って怖い時ありますよね・・・・?という単純なところからと、好きな曲のタイトルからも連想しました。その歌詞が少しホラーテイストなのですが、メロディもバラードで余計にじめっと暗い曲です。

周りはファンタジーなどの題材で綺麗なロゴが並んでいる中、私の作品だけ異様な雰囲気でした。
発表した直後はそれで不安になっていた私ですが、講評の際には逆にそれが“興味を惹く、好奇心が沸く”“何を意味するのか気になる”という風に評価され、また自己主張の激しかったポートフォリオについても、研修を受け持って頂いた方に“変で目に留まった”と言って頂けたりしたことで、「あ、そういう切り口もありなんだ」と前向きに思えるようになりました。

 

この2つの出来事を通じて感じたのは、周りから浮いていようがその事柄に真剣に熱意をもっていれば伝わるし、気になって頂けたりするということ。

最低限の統一性とデザイン、見やすさなどを考慮したうえで自分の好きなもの、得意なことを前面に押し出したポートフォリオを制作すればいいと思います。(“最低限の統一性とデザイン、見やすさ”つまりページ自体のレイアウト、装飾は自分の1番見せたいものをきちんと正しく伝える為にも必要です)

長々と書きましたが読んで頂いた方ありがとうございました。