クオリティもスピードも欲しい

大阪生活約1年。
雪のない冬を過ごしたのは23年間で初めてかもしれません。

黙々と家を作り続ける男、背景デザイナー マシバです。

 

生まれが京都だと言うと 雪とは無縁と思われることが多いのですが、
京都府最北・丹後地方は、豪雪地帯とはいかずともそこそこの雪国なんです。

大学進学のため 18年過ごした地元を離れることになったのですが
選んだのが、更なる雪国・北陸は金沢の大学だったので、

結局 毎年のように雪玉を作っては友達に投げつける生活をしていました。
(そして反撃の嵐・・・。)

 

・・・それにも関わらず、

大阪は ただ寒い!!

 

雪も降らず、ただ寒いだけというのは季節感覚が狂います。
降っても積もらないですしね。

雪景色を見ずに春を迎えるのもなんとなく変な感じです。

 

 

基本的に仕事はデスクワークということになるのですが、

その中で 最近太ったという新人が続出していますね。
僕は一応、現状維持です。

というより、太めを維持しています・・・!

 

 

 

仕事の方は、着々と“マシバタウン”を建造中です。

“雰囲気”は何とか自分のイメージ通りに作れているのですが、
一番大事な「クオリティ」や「ゲーム性」が絡むと、どうしても苦労しますね。

 

『「それっぽいもの」を並べるだけでもそれなりの“画”は作れる』

 

というのは以前から聞いていたことですが、
いざ自分のステージに置き換えてみると、まさにそこに直面しました。

「それっぽい・・・。 でも、何か違う・・・!!」

 

 

―――少なくともゲームのステージとしての「背景」は、
現実にある空間の「再現」であってはいけない、と思います。

 
「どうすればゲームとしておもしろくなるのか」というのを追求し、

背景によってそのゲームの楽しさを伝えるための“魅せる画づくり”
考えるようにしています。

それがまた難しいのですがっ・・・><

 
―――「~っぽい。」で終わってしまわない背景を作らなくては!

 

 

・・・悩ましいのはそれだけではないのです。

 

やはり広域のモノを作っているので
データが重くなってきて、ツールが言うことを聞いてくれません。

かなり性能のいいPCを使ってはいるのですが、
扱うエリアが大きくなればなるほど
どうしても処理に時間がかかってしまうようです。

そればかりはどうしようもないことなのですが、
自分の手が遅いのと合わせて、イライラも増していきます・・・。

時間も技術もセンスも欲しい。

ないものは、手数で補うしかないですね。

「数撃ちゃ当たる」なんていう、確率的な意味ではなく、
「数があったらより効率的!」という意味で、さくさくと手を動かしていきたいものです。

 

では今回はこれにて。