どうも石田です。寒い朝は布団から出たくありません。
体が早朝ゲームよりも温もりを欲しています。
そして布団を剥ぎとって出社です。
仕事中は色々な意味で熱いので温もってます。

そんな熱い中、最近、仕事の休憩中に落書き気分で、スカルプトツールを触っています。
クールダウンです。

モデラ―としてモデルのポリゴンの頂点を1つ1つ調整していく作業は楽しいですが、
ポリゴンだけでは表現できない微妙な凹凸はノーマルマップをそのモデルに貼りつけることで表現します。
そのノーマルマップ作成するために使用するのがスカルプトツール。

学生の頃は訳の分らなかったノーマルマップ。
それは少ないポリゴンのモデルで擬似的に密度の高い立体を表現するのに使用するテクスチャです。
当時、あれは手描きで作っているんだと思っていました。（ほぼ無理）
ハイポリゴンのモデルを作って、そこからノーマルマップのデータを抽出するなんてことは、だいぶ後で知ったことです。

だからまずはハイポリゴンのモデルが必要なのです。

そして、そのハイポリゴンモデルを容易に作ることのできるスカルプトツールには驚きでした。
例えばただの直方体のモデルも、これを使えばムキムキの二の腕に大変身！
ツルツルのモデルをカーソルでなぞるだけで凹凸が出来るなんて・・・・！！
ペンタブレットを使えば、なお使い易い。

プラチナゲームズに入って本格的に触り始めたスカルプトツール。

家のパソコンにもフリーのツールは入れていますが、
PCの性能的にも環境的にも会社でやる方が楽しいです。

ペンをはしらせれば、どんどん形が変わっていくスカルプトは楽しい。
３Dだけど２Dな気分。

調整というよりは直感的に３Dモデルを編集できるのは予想以上に楽しいです。

仕事では、よくキャラの筋肉や大まかな凹凸を表現するノーマルマップを作るのに使いますが、
細かいデティールは他のノーマルマップ生成ツールを使ったりするので、
がっつり描き込む事はあまり無いです。
がっつり彫り込んだ物を作ってみたいです。

そんな訳で、欲望を休憩時間にぶつけてます。

今はうにうにした形のものしか出来ていませんが、
まずはツールに慣れるためにできるだけ触ってます。
昼休憩・定時後はうにうにタイムです。

作るものと言えば、
大体いつもクリ―チャ―や人体の様なものを気ままに作ってます。
基本、肉まみれです。

最初の頃は絵を描くようにモデルが作れると思ってやってみたら・・・・全然上手くいかない。
さすがに慣れてないと上手くいきません。ひたすらペンを動かしてました。
あそこはスッと、ここはもっとプニッと、そこはギュッと！
そんな修行の身です。
参考にスカルプトモデルの映像を探す日々。

ゲーム上ではポリゴン数的に無理な部分を、
映画のＣＧの様なハイクオリティな表現をする為にも
スカルプトの技術はもっと磨きたいです。

まずは後ろから覗かれたら目が離せないようなギラつくものを手掛けたいです。
今はこんな感じです。

自由に使いこなす為に今日もまたスカルプトです。