デザイナーの必需品・その名は「ポートフォリオ」

それは、デザイナーを志望する戦士たちの”魂”である。

・・・まあ、簡単にいうと選考時に見られる作品集です。

多くのゲーム会社では、まずエントリーシートや履歴書と共にこのポートフォリオが審査されます。
デザイナー志望者にとっては最初の関門ですね・・!

こんにちは、ご挨拶が遅れましたが背景デザイナーのコバヤシです。
もうこの季節から取り組んでいる人もいるかもしれませんが、今回はこのポートフォリオについて、綴っていきます。

 

私は12月の初めからポートフォリオの作成を開始しました。
時期的にどう思いますか。
ちょっと・・・というよりも結構遅かったと思います。

ポートフォリオは自分の持てる技術を最大限にアピールするためのモノです。
作品がいくら良くても、見せ方が適当だとマイナスにしかなりませんよね。
作っては直し、作っては直しの繰り返しで仕上がるものなので、取りかかるのは早ければ早い方が良いと思います。
自分の作品に適したアピール方法を見つけてくださいね。

また、ポートフォリオ自体が作品として評価されることもあるため、構成や外装に工夫を凝らすことで、熱意がより伝わると思います。
何百~とポートフォリオが審査されるので、特に外装の作りがしっかりしていると目に留まるそうです。

私の場合、「学生ではなく、一人の作家の作品集としてだしてやろうウッハッハ」と生意気にも意気込んで、画集のような作品をドーンと構える構成にしました(ちょっと質素だけど)。


今思えば、ちょっぴり恥ずかしい・・・。

 

「ゲーム会社に見せるものだから、やっぱりゲームに出てくるっぽいCG作品が必須なんじゃ・・・」
自分が就職活動で見てきた中では、そうとは限りませんでした。ゲーム系統の絵やCG以外の分野を得意としている人でも十分評価され、選考を通過していたようです。

特にプラチナゲームズでは、絵が描ける・3Dができる、ということだけではなく、何を武器にしているのか、また、その武器から感じる将来性に重点を置いている気がします。

と、言うのも、先輩社員で学生時代は彫刻しかしていなかったという人もいますし、同期のマシバくんは大学では建築を学び、当時はゲームに疎いぐらいだったそうです。

ポートフォリオや作品のジャンルも、可能性は無限大ですね。

それでは、また次回!

One thought on “デザイナーの必需品・その名は「ポートフォリオ」

  1. うお! 熱いタイトル、まさに今の自分にこれ以上にないピッタリな記事、感謝いたします。

    どうもポートフォリオ4号の厚さがジャンプ並にある男じゃすです。
    無論、企業に送る際は30~40に収めます。

    しかし、自分の武器ですか、やっぱり自分の今の武器は「手数」ですね、今の2Dの目玉のイラストはレイヤー6000枚使っためちゃくちゃ細かい絵と、3Dでは1万個近い立方体が動くムービーと今制作中の「将軍」。

    知り合いに見せたとき、「みてて疲れるなこれ」っと酷評をいただきました。

    しかしさすが世界で戦うプラチナゲームズの社員様のポートフォリオ、まだまだ私も未熟に感じ、今後一層の努力をしたいと思います。

    しかし うちの先生から「絶対に横に入れるな!」って言われていたんですが・・・・
    あと画集のように作って「お前、何様なの?」っと酷評されたあとケツ叩かれたような・・・・

    うぅむ!さすが一流企業!見方が違う!! これはまた「対プラチナゲームズ」用のポートフォリオを考えなければ、とりあえずまずは電飾から始めるか。
    っとなるとソーラー電池かボタン電池か迷うところです。

    そして先輩方もすごく個性的ですね、 こうなってくると正解がわからない、常識が通用しないのでは!?
    まさに難攻不落の要塞「プラチナゲームズ」この「じゃす」 いつものことですが 

    「燃えてまいりました!!」

    しかし今の武器が「手数」だけでは戦えない、今後11月に入ったら自分の志望する職種を追求していこうと思います。
    私は、「モーション」を今後武器にしていきたいと思っております、

    はじめての攻撃モーション制作で「バッグドロップ」を作ったんですが、面白くて仕方がなかった、これからポートフォリオもできればですが自分の3Dで作ったモデルで、格闘ゲームのムービーをつくれたらいいなぁっと思っております。

    おそらく相手はキジマさんのロボットですね、下半身と上半身の合体の一瞬のすきをめくれば勝てる気がします。

    では 今日も日課の対キジマさんのロボットとのイメトレをしつつ睡眠をします。
    失礼いたします。

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